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要介護2のヘルパー料金はいくら?区分支給限度額や費用相場も紹介

2024/01/22
セミナー講演会訪問介護のみかた

こんにちは、分県大分市のホームヘルパーの事業所である訪問介護のみかた、介護支援コンサルタントの秦です。

「要介護2の親にヘルパーを頼みたい。料金はいくらかかるんだろう?」と疑問を感じていませんか。

ヘルパー料金は、介護保険から給付されるお金をもとに決定していきますが、初めて頼む場合は悩んでしまいますよね。

今回は、要介護2のヘルパー料金はもちろん、区分支給限度額や在宅介護の費用相場、さらに在宅介護をする注意点についてお話します。

要介護2とは

そもそも、要介護2とはどのような状態を意味するのでしょうか?

要介護1や要介護3との違いについても、ご紹介します。

要介護2とは「1人で日常生活を送るのが難しい状態」

要介護2とは、「1人で日常生活を送るのが難しい状態」を指します。

食事などは1人でできるものの、着替えや歩行などに介護が必要など、一部分でサポートが必要な状況といえるでしょう。

また、身体が思うように動かない要介護2の方ですが、ホームヘルパーなどの介護保険サービスを利用すれば一人暮らしは可能です。

ヘルパーは、入浴介助などの身体介助サービスや食事の用意などの生活援助をサービスを行ってくれるので、一人暮らしをしたい方にもぴったりでしょう。

要介護1や要介護3との違い

要介護2と混同しやすい状態として、「要介護1」や「要介護3」があります。

  • ・要介護1:日常生活の一部において介護が必要な状態
  • ・要介護2:日常生活の多くの面で介護が必要になる状態
  • ・要介護3:日常生活のほぼ全てに介護を必要とする状態

【要介護1の補助金リスト】受けられるサービス・一人暮らしの可否も解説

要介護2の区分支給限度額は?

区分支給限度額とは、介護保険から給付される1ヶ月あたりの上限額のこと。

介護度に応じて金額が定められており、要介護2の区分支給限度額は以下の通りです。

 

区分支給限度額

自己負担額(1割)

自己負担額(2割)

自己負担額(3割)

要介護2

197,050円

19,705円

39,410円

59,115円

ヘルパーサービスを含む介護サービスの利用料金が、197,050円を超えなければ、自己負担額1~3割でサービスを受けられます。

自己負担額は所得に応じて決定され、自己負担額を超えた利用料金は全額自己負担となるので、注意しましょう。

要介護2のヘルパー料金はいくら?

ヘルパー料金は、先ほどご紹介した区分支給限度額や自己負担額を考慮しながら、自由にサービスを選んで決定するのが一般的でしょう。

以下は、介護保険が適用されるヘルパーのサービスと料金です。

【身体介護】

区分名

時間

利用料

自己負担額(1割)

自己負担額(2割)

自己負担額(3割)

身体1

20分~30分

2,750円

275円

550円

825円

身体2

30分~1時間未満

4,360円

436円

872円

1,308円

身体3

1時間~1時間30分未満

6,370円

637円

1,274円

1,911円

【生活援助】

区分名

時間

利用料

自己負担額(1割)

自己負担額(2割)

自己負担額(3割)

生活2

20分~45分未満

2,010円

201円

402円

603円

生活3

30分~70分未満

2,480円

248円

496円

744円

【介護予防相当訪問介護サービス】

区分名

基本単位

利用料

自己負担額(1割)

自己負担額(2割)

自己負担額(3割)

週1回程度

1,176

11,760円

1,176円

2,352円

3,528円

週2回程度

2,349

23,490円

2,349円

4,698円

7,047円

週2回を超える程度

3,727

37,270円

3,727円

7,454円

11,181円

例えば、30分~1時間未満の身体介護サービスを、週6回受ける要介護2の方のヘルパー料金は以下の通りです。

【ヘルパー料金(1割負担)】

436円 × 週6回 × 月4回=10,464円

株式会社クローバーでは、長年現場に携わってきた経験をもとに、ヘルパーの料金に関するオンラインセミナーも開催することができます。

お一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。

セミナーの詳細はこちら

要介護2における在宅介護の費用相場

家計経済研究所の調査では、要介護2における在宅介護の費用相場は、1ヶ月あたり平均44,000円とされています。(参照:家計経済研究所

【要介護2における在宅介護の費用内訳】

  • ・介護サービスへの支出:14,000円
  • ・介護サービス以外の支出(医療費やおむつ代など):30,000円

一方、介護施設を利用した場合は、施設にもよりますが1ヶ月あたり5〜30万円ほどかかるとのこと。

費用をできるだけ抑えたい方は、在宅介護を選択するのがおすすめでしょう。

要介護2で在宅介護をするメリット

「要介護2の親を、在宅介護するか迷っている」という方は、以下2つのメリットを確認してみてください。

  • ・本人が住み慣れた自宅で暮らせる
  • ・必要なサービスだけを選べる

それぞれのメリットについて解説します。

本人が住み慣れた自宅で暮らせる

在宅介護を選択することで、サポートを受ける本人が住み慣れた自宅で暮らせます。

家族と一緒に過ごせるうえ、ご近所付き合いや友人関係も継続できるので、精神面で負担がかかりづらいでしょう。

環境に大きな変化がないことは、介護を受ける方にとって大きなメリットといえます。

必要なサービスだけを選べる

在宅介護なら、自由にサービスを選ぶことができるので、必要最低限の費用で介護をすることが可能です。

「家族で介護をできるため、日中の食事や服薬を介助してほしい」など、細かい希望もヘルパーを利用することで叶えられます。

具体的にどんなサービスを選べば良いのか悩んでしまったら、信頼できるホームヘルパーの事業所に問い合わせてみるのも良いでしょう。

要介護2で在宅介護をする注意点

要介護2で在宅介護をするときは、以下2つのポイントに注意しましょう。

  • ・負担を軽減する制度を利用する
  • ・介護の負担を抱え込まない

それぞれの注意点についてお話します。

負担を軽減する制度を利用する

何かとお金がかかりがちな介護だからこそ、負担を軽減する制度を上手に利用していきましょう。

「介護休業を取得した際に一定の給付金がもらえる」「介護リフォームで補助金がもらえる」など、国や自治体によって様々な制度があります。

以下の記事では、ぜひ利用したいお得な制度を5つご紹介していますので、参考にしてみてください。

介護のお金はいくら必要?負担を軽減させる5つの制度も紹介

介護の負担を抱え込まない

介護の負担を抱え込まないことも、非常に大切なポイントです。

家族だけで介護を行う場合、移動やベッド介助などの肉体的負担や、慣れない介護に対する精神的負担を感じやすいもの。

少しでも辛くなってしまったら、1人で我慢せずにヘルパーを利用するなど、介護サービスを使ってみましょう。

株式会社クローバーでは、リモートでも参加できるオーダー型セミナーのご相談を受け付けております。

長年、現場に携わってきた経験をもとに、介護の不安を解消させていただければと思いますので、お悩みの方はお気軽にご相談ください。

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要介護2のヘルパー料金、まとめ

今回は、要介護2のヘルパー料金や区分支給限度額、さらに在宅介護をする注意点についてお話しました。

要介護2のヘルパー料金は、区分支給限度額をもとに利用したいサービスを選び、決定していきます。

必要なサービスだけを選択して、介護費用を抑えてみましょう。

介護に必要なお金について、介護の専門家に聞いてみたいという場合は、ぜひお気軽にお問合せください

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秦 邦仁
株式会社クローバー
代表取締役

2011年に大分市で訪問介護サービス「ヘルパーステーション介護のみかた」を開所。自宅で元気に長生きできる独自のシステムを開発し、高齢者の生活をサポートしている。また、介護支援コンサルタントとして、小学校から老人クラブまで年齢層に関係なく介護セミナー活動も行っている。

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