先日、70代前後の世代の方達と話す機会がありました。
その時に来ていた皆さんが、
「そうそうそう、その話が聞きたかったんや!」というみんなで盛り上がった話がありました。
それは、 「実際に施設に入ったら、費用はいくらぐらいかかるのか?」というものでした。
来ていたみなさんは、今はまだ元気で自分で出来ることは行えているのですが
将来は家族に迷惑をかけたくないから
もし、介護が必要になったら介護施設に入ることになるだろうと言っている方ばかりでした。
やはり、
将来のお金に対して不安を感じている方が多いのだなと思いながら、実際に施設に入った時に、かかる費用の話をすると、
「介護って思っていた以上にお金がかかるんやな?」とみなさんが仰っていました。
その時に私がお伝えした内容は、
介護費用には
「介護にの見える費用」と「介護の見えない費用」の2種類があるという話でした。
一般的に介護にかかる費用というのは、よく雑誌やインターネットで出ているので検索してみてください。(居室料や食費や管理費など)
介護にかかる費用の話はよく出るのですがそれとは別の費用が介護には必ずかかります。
これを「介護の見えない費用」と言います。
今回はその中でも施設に入所した場合の見えない費用のお話しです。
そもそもこの「見えない費用って何だと思いますか?」
例えば見えない費用にどんなものがあるのかといいますと、
・消耗品(おむつ代、日用品費等)
・医療費(診察代、薬代、病院までのタクシー代等)
・嗜好品費(嗜好品購入費、施設のレクリエーション参加費等)
・残った家の管理費 などなど
入居される施設や、入居者の方のお体の状態によってもこの費用は変わってきますが、平均すると月々3.7万円ぐらいの費用がかかると言われてます。
しかしこの中には介護保険料(1割や2割や3割負担)も含まれていませんしもちろん介護の見えない費用も含まれていません。
よって、もし施設などの費用を知りたい場合は
「基本にかかるお金」
「介護費用」
「介護の見えない費用」
これらを確認することをおススメします。
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介護の見えない費用
- 2022/05/20
- ★介護士日記
- 秦 邦仁
- 株式会社クローバー
代表取締役
2011年に大分市で訪問介護サービス「ヘルパーステーション介護のみかた」を開所。自宅で元気に長生きできる独自のシステムを開発し、高齢者の生活をサポートしている。また、介護支援コンサルタントとして、小学校から老人クラブまで年齢層に関係なく介護セミナー活動も行っている。
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