豊後大野市社会福祉協議会が取り組む「いきいき隊」の養成講座にて、講師を務めさせていただきました。
ありがたいことに、豊後大野市社会福祉協議会でお話しさせていただくのは、一昨年、昨年に引き続き今回で3回目となります。
「いきいき隊」は、地域で暮らす高齢者などを、同じ地域に暮らす住民の立場から支えていくための取り組みです。
いくつかの講義を受講し、地域の中で支える人材として活動されています。
今回、私がお話ししたテーマは、
「やっぱり家がいい!」自信を持って言える世の中へ
~高齢者とのコミュニケーション方法~
です。
講演の前半では、これからの高齢社会と介護について考えていただきました。
人生100年時代となり、介護は一部の人だけの問題ではなく、誰にとっても身近なものになっています。
介護が必要になったとき、「家族に迷惑をかけたくないから施設に入る」「悪くなったら施設に入ればいい」と考える方もいらっしゃいます。
しかし、介護が必要になったからといって、必ずしも自宅での生活を諦めなければならないわけではありません。
そこで今回は、「介護が必要になっても、住み慣れた自宅でできるだけ長く暮らすためには何が必要なのか」を、実際の訪問介護の事例を交えながらお話ししました。
その中で特にお伝えしたのが、ホームヘルパーの役割です。
ホームヘルパーというと、「掃除や洗濯、調理、買い物をしてくれる人」「介護状態が重くなってから利用するもの」と思われがちです。
しかし、ホームヘルパーの大切な役割は、単なる家事のお手伝いではありません。
「家でできるだけ長く生活ができるように、介護のプロの視点でサポートすること」です。
そして後半では、いきいき隊として地域の高齢者と関わる際にも役立つ「コミュニケーション」についてお話ししました。
会話は一人では成り立ちません。
「話す人」と「聞く人」がいて初めて成立します。大切なのは、自分が話し上手になることだけではなく、相手が話したくなるような「話させ上手」「聴き上手」になることです。
講演では、相手の話を自然に広げていく質問法など、地域での何気ない会話にも活用できる方法をご紹介しました。
介護の専門職だけで高齢者を支えるのではなく、
地域の中に
「気にかけてくれる人」
「話を聞いてくれる人」
「ちょっとした変化に気づいてくれる人」
がいることも、大切な地域の力だと思います。
今回で3回目となった豊後大野市での講演。
これからも地域の皆さんと一緒に、年齢を重ねても住み慣れた地域や自宅で、
「やっぱり家がいい!」
と自信を持って言えるような地域づくりについて考えていきたいと思います。
セミナー・講演のご依頼について
介護支援コンサルタント 秦 邦仁は、
介護の現場で培った経験をもとに、介護・老後・終活・エンディングノート・介護とお金・高齢者とのコミュニケーションなど、さまざまなテーマでセミナー・講演を行っています。
これまで、自治体、地域包括支援センター、社会福祉協議会、生命保険会社、金融機関、介護事業所、学校、地域団体、異業種交流会、PTAなど、幅広い場所でお話しする機会をいただいています。
専門的な内容を一方的に説明するのではなく、介護現場での実例や身近なエピソードを交えながら、「分かりやすかった」「自分のこととして考えるきっかけになった」と思っていただけるセミナーを心がけています。
「介護について分かりやすく話してほしい」
「終活やエンディングノートの講座を開催したい」
「介護とお金について話せる講師を探している」
「地域の高齢者向けにセミナーを開催したい」
など、内容や対象者に合わせたセミナーのご相談も承っています。
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