昨年ですが、城南・賀来地域包括支援センターにて、「エンディングノートを書いてみよう!」をテーマにセミナーを行いました。
今回のテーマは、
「自分の老後プロデュース ~元気なうちから始める終活~」です。
「終活」、「エンディングノート」と聞くと、どうしても「亡くなった後の準備」というイメージを持たれる方が少なくありません。
しかし、今回のセミナーでお伝えしたかったのは、少し違います。
エンディングノートは、人生の終わりを準備するだけのものではなく、これからの人生を自分らしく生きるために活用できるものです。
人生100年時代、「老後をどう生きるか」を考える。
セミナーでは最初に、昔の出来事やテレビ番組、音楽などを振り返りながら、参加された皆さんとこれまでの人生を振り返りました。
そのうえで考えていただいたのが、「これからの人生」です。
資料では、0歳から22歳頃までを「教育」、その後60歳頃までを「仕事」、そして60歳以降を「セカンドライフ」として捉えています。
100歳まで生きると考えれば、仕事を終えてからの人生も決して短くありません。
だからこそ、
「老後になったら考える」のではなく、「元気なうちから自分の老後を考える」。
これが今回のセミナーの大きなテーマでした。
「エンディングノートは、何のために作成するのでしょうか?」
セミナーでは、参加者の皆さんにこんな質問をしました。
今回、私がお伝えした目的は、大きく3つあります。
・自分の生きた証を残す
・これからどう生きたいのかを示す
・残された家族の負担を減らす
資料でも、この3つをエンディングノートを作成する理由として紹介しています。
特に大切なのが、2番目の「これからどう生きたいのか」です。
エンディングノートという名前から「死」を連想しがちですが、
私はむしろ「これからの生き方を書くノート」として考えてもらいたいと思っています。
どこで暮らしたいのか。
どんな生活を続けたいのか。
介護が必要になったらどうしたいのか。
家族に何を伝えておきたいのか。
元気な今だからこそ考えられることがあります。
実体験から感じた「書いておくこと」の大切さをお伝えしました。
また、今回のセミナーでは、私自身が経験した叔母との出来事についてもお話ししました。
叔母が末期がんと診断され、短期間のうちに入院、そして亡くなるという経験をしました。
その後、家族には次々と判断しなければならないことが出てきます。
葬儀はどうするのか。
宗派は何か。
一日葬にするのか。
何人くらい参列するのか。
費用はどの程度を考えているのか。
遺影写真はどれを使うのか。
棺に何を入れるのか。
さらに、携帯電話やインターネットなどの契約、財産や相続、口座からの自動引き落とし、そして叔母が飼っていた猫をこれから誰が飼うのかという問題まで出てきました。
その経験を通して強く感じたことがあります。
「エンディングノートを作成しておけば、全然違った」ということです。
本人の希望が分からなければ、残された家族が「これでよかったのだろうか」と悩みながら一つひとつ決めなければなりません。
エンディングノートを書くことは、自分自身のためだけではありません。
大切な家族へのメッセージであり、家族の負担を軽くするための準備でもあるのです。
「聞くだけ」で終わらない参加型のセミナー
今回のセミナーでは、話を聞いていただくだけではなく、実際にエンディングノートを開いて、参加者の皆さんに一部を書いていただきました。資料でも「少し書いてみましょう!」という時間を設けています。
終活や介護について、「いつか考えよう」と思っていても、なかなか最初の一歩は踏み出せません。
だからこそセミナーの場で、
知る → 考える → 実際に書いてみる
ところまで体験してもらうことを大切にしています。
介護・終活のセミナー、講演のご相談を承っています。
株式会社クローバーでは、訪問介護事業を運営する現場経験を活かしながら、介護支援コンサルタント・秦邦仁として、介護や老後、終活などをテーマとしたセミナー・講演活動を行っています。
資料でも、介護支援コンサルタント、セミナー講師・講演活動を事業として紹介しています。
これまでにも、小学校・中学校・専門学校をはじめ、生命保険関係、銀行、介護経営者、NHK文化教室、行政書士、相続診断士、社会保険労務士など、さまざまな方々との講演・活動実績があります。
地域包括支援センター、社会福祉協議会、自治体、企業、生命保険会社、金融機関、介護事業所、地域団体などで、
「介護について分かりやすく話してほしい」
「終活・エンディングノートのセミナーを開催したい」
「介護とお金について話せる講師を探している」
「高齢者向けの講演をお願いしたい」
といったご要望がございましたら、お気軽にご相談ください。
専門用語を並べるだけではなく、介護の現場で経験してきた実例や身近なエピソードを交えながら、「参加した方が自分のこととして考えられるセミナー」を心がけています。
介護は、必要になってから初めて考えるのではなく、元気なうちから知っておくことで選択肢が増えます。
これからも株式会社クローバーでは、介護の現場で培った経験を地域や企業の皆さまにお伝えする活動を続けてまいります。
セミナー内容はこちらから
https://clover-m.co.jp/seminar/








