こんにちは。サービス提供責任者の佐藤です。
先日、ヘルパーよりうれしい報告がありましたので紹介したいと思います
現在、奥様が入院中のため一人暮らし状態のS様。
今まで奥様がされていた掃除や調理がおひとりではできず、ヘルパーが支援に入らせていただいています。
サービスを開始した当初は
「自分は掃除も料理もできない・・・
すべてヘルパーさんにお任せします」と仰っていたS様。
介護のみかたでは、基本的に
『自分でできることは自分でやっていただく』
『一人でできない場合はヘルパーと一緒に行う』
(自立支援、介護予防)
ということを意識して支援するようにスタッフ一同心がけています。
※ここで使っている【一人でできない】という言葉は、
昔は出来ていたけど何らかの理由で今はできていないという意味です。
これまで関わってきたお客様の中にも
ヘルパー介入前は一人でできなかったことが、
ヘルパーと一緒に行うことで、
一人でできるようになった!という喜びの声も多くあり
スタッフ一同、そんな喜びの声を励みに日々、お客様に接しています。
今回のS様の場合、
掃除は自分でやってみよう!という意欲があり、
ヘルパーと役割分担をして掃除ができました。
しかし調理に関しては「したことがない、できない」の一点張り。
男性だし、料理ができないのは仕方ないか…
そういう気持ちもあり、
「一緒に料理をしてみまんせんか?」と誘ってはみるものの、
無理強いはせず、ヘルパーが全て一人で行っていました。
急に一人暮らし状態となり、
掃除、調理以外にも家のことを一人でしなくてはいけないS様は
ヘルパーが訪問すると、いつも家事のことや介護保険のこと
体調管理のことなど、いろいろなことをヘルパーに質問するようになってきました。
その都度ヘルパーもアドバイスをしてきました。
そういうやり取りをする日々が続き、
訪問開始から約2か月が経った先日のことです。
『ヘルパーさん、私に料理を教えてください!』
『 私を弟子にしてください!!』
そうお願いされたのです。
料理だけはできないと言い張っていたS様が
なんと自分から料理をしたいと言うなんて…
S様のサービスが開始してから
「どうすればS様の生活がもっと良くなるのか?」
「次はこういうアドバイスをしてみたらどうかなぁ?」
そんな話をヘルパー同士でしてる姿を見ていた私はこの話を聞いたとき、
ヘルパーの働く姿や、日々のアドバイス、会話から
ヘルパーがS様のことを心から思って支援をしている
という気持ちが伝わったのではないかなと感じました
S様は現在、ヘルパーに料理を習いながら、
おひとりでもチャレンジしているます
先日、「今日教えてもらった料理のレシピをください」
とお願いされたヘルパーはすぐに手作りのレシピを作成!
↓
毎回違う料理をするので
少しずつレシピの数も増えているそうです
79歳の男性が料理をはじめるってすごいことですよね
そうそう。
S様が料理を教えて欲しいと
なぜ言ったか・・・?
それは現在、入院されている奥様が退院して家に帰って来た時に
少しでも色々なことができる自分になって、奥様を驚かせたいという
想いからなんです。
そんな想いを形にするために現在も、ヘルパーとS様は頑張って料理に挑戦しています!
ちなみにこのレシピ、
料理が苦手なわたしもコピーをいただきました(笑)
S様に負けないように私も頑張りたいと思います
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