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 水分補給を忘れずに

2011/06/12
★介護士日記
夏に向かう季節は、日が暮れるのが遅いため、
外で過ごす時間が長くなります。
そんなとき、特に気をつけてほしいのが水分補給です。
水分が不足すると脱水症状を起こします。
ひどくなると意識がもうろうとして、
生命にかかわってきます。

「外へ出掛けると、トイレが心配。だから水を飲むのを控えておこう」
と言う人がいますが、これは困りものです。
水分が不足すると尿が濃くなり(濃い黄色になる)、
かえってトイレが近くなるのです。
そのため外出先でも小まめに水分を取ることが大切なのです。

知人のAさんは先日、友人たちと温泉旅行に行きました。
バス旅行でトイレが心配だったAさんは、
あまり水分を取らないように心掛けていたそうです。
宿に着いてからは、大好きな温泉に何度も入りました。
また食事中は、ビールやお酒をたくさん飲んだといいます。
ところが翌朝、Aさんは気分が悪くなって、
救急車で近くの病院に運ばれてしまいました。
脱水症状を起こしていたそうです。
アルコールを分解するためには、
水分を必要とするため、のどが渇きます。
お風呂上がりにはアルコールよりも、
水かスポーツドリンクを飲むべきでした。


元気になったAさんに、

これからは一日当たり1.5リットルほどの水分を取るよう心掛けてほしいこと、

旅行や外出でトイレが心配なら、

使い捨ての携帯トイレもあることをお話ししました。
体に水分は必要です。

高齢者が出掛けるときは、水分を補給することを忘れないでほしいものです。

トイレが心配なら、それをサポートするグッズもあるのですから。


JA全農福祉用具アドバイザー●浜田きよ子

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秦 邦仁
株式会社クローバー
代表取締役

2011年に大分市で訪問介護サービス「ヘルパーステーション介護のみかた」を開所。自宅で元気に長生きできる独自のシステムを開発し、高齢者の生活をサポートしている。また、介護支援コンサルタントとして、小学校から老人クラブまで年齢層に関係なく介護セミナー活動も行っている。

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