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県外に住んでいる母に何ができますか?

2022/04/04
★介護士日記

ヘルパーステーション介護のみかたです。

先日、下記のような質問をいただきました。

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突然の、質問で申し訳ありません。

私の母は5年前に父が亡くなり、現在一人暮らしです。

母は、要支援1の認定を受けているのですが、まだ介護サービスは使っていません。

介護のみかたさんの記事を読んで、『家族の役割をとらない』ということは大切だと思いましたが、私は県外に住んでいるのでなかなか母のもとに行くことはできません。

そんな場合は、どうやって役割を果たせばいいですか?

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このような質問でした。(もとの文章はもう少し長かったのですが、個人情報が入っていたので、こちらで質問をまとめました)

おそらく、勇気を出してこの質問をしてくれたのだと思います。

O様、ご質問、本当にありがとうございます。

この質問に対して、こちらの見解を話すのではなく、私は下記のようなメールを娘さんに送りました。

「娘さんは今、お母様に対して何をしていますか?」と、聴いてみました。

すると、娘さんから下記のような返信が来ました。

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現在、私が母に対してやっていることは

「毎日、決まった時間に電話をしています」

「年に3回、帰省しています」

「半年に1回ある、介護の会議には極力参加するようにしています」

「火が怖いのでガスコンロをIHコンロに替えた」

「新聞配達員さんに頼んで、もし前日の新聞を取っていない(ポストに残っている)ときは連絡をもらえるように頼んだ」

などなど・・・

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このような内容が返ってきました。

みなさん、これを見て、どう思われますか?

私は、娘さんがお母様に対していろいろ考えてやっていることに驚かされました。

娘さん的には、まだ出来ることはないのか?

自分はやっていないのではないか?

ということを心配されているようでした。

私は、いま行っていることを続けることと、当社のご利用者様のご家族で、遠くに住んでいるお子さんが行っている事例をいくつかメールで返信させて頂きました。

最後に娘さんからメールで、

今回、質問をして、自分のやっていることの確認と、これからやることが分かったと言って頂けました。

※O様には、このブログの掲載の許可はとってあります。

 



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秦 邦仁
株式会社クローバー
代表取締役

2011年に大分市で訪問介護サービス「ヘルパーステーション介護のみかた」を開所。自宅で元気に長生きできる独自のシステムを開発し、高齢者の生活をサポートしている。また、介護支援コンサルタントとして、小学校から老人クラブまで年齢層に関係なく介護セミナー活動も行っている。

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