こんにちは。大分市で訪問介護事業所「ヘルパーステーション介護のみかた」を運営している代表の秦です。
当社には、ご家族からご相談のお電話やメッセージが届きます。
その多くに共通しているのが、「こんなに急に介護のことを考えなきゃいけなくなるとは思っていなかった」というひと言です。
今日は、実際にあったご相談の事例をもとに、介護が突然やってきたときにどう動けばいいか、お伝えしたいと思います。
介護は、突然やってきます。
「いつかは介護のことを考えなきゃ」とは思っていても、実際に準備している方はほとんどいません。それが現実です。
また、介護が始まるきっかけは人それぞれです。
- ある日、親が転んで骨折した
- 脳梗塞で突然倒れて入院した
- 電話したら様子がおかしかった
- 久しぶりに帰省したら、家の中が荒れていたなど
穏やかな日常が一変する瞬間は、誰にでも、そして予告なくやってきます。
「退院したら、どうしますか?」——突然の選択を迫られる現実
介護のみかたに寄せられるご相談の中で、特に多いのがこのパターンです。
ある日、病院のソーシャルワーカーから電話がかかってきました。
大分市内にお住まいの70代のお母様が、脳梗塞で入院されて約3週間。
退院に向けた面談の場で、担当者からこう言われたそうです。
「退院後は、ご自宅に帰りますか?それとも施設に入られますか?」
ご相談くださったのは、市内に住む50代の娘さんでした。
「突然そんなことを聞かれても…。施設って何があるの?自宅に帰れるの?何をすればいいのかまったくわからなくて、とにかく誰かに相談したかったんです」
この娘さんのように、「何がわからないかもわからない」状態で選択を迫られることが、介護の現場では日常的に起きています。
本来であれば、病院のソーシャルワーカーや地域包括支援センターが相談に乗ってくれます。
ただ、「どこに連絡すればいいかもわからない」という方も多く、私たちのような訪問介護事業所に最初に電話してくださるケースも少なくありません。
介護事業所ならどこに連絡してもいいんです。
まず、誰かに話してください。
「まだ大丈夫」のサインが見えていなかった
また、このようなご相談もありました。
大分県外にお住まいの息子さんから連絡があったのは、年度末のことでした。
「久しぶりに実家に帰ったら、冷蔵庫の中が空で、部屋が散らかっていて。
父親に聞いたら『ちゃんとやってる』って言い張るんですが、どう見ても一人では無理そうで…」
離れて暮らしているため、普段は週に一度電話するくらい。
電話では「元気だよ」と言っていたお父様でしたが、実際に顔を見ると、体重も減り、足元もふらついていたと言います。
高齢の親御さんは、子どもに心配をかけまいと「大丈夫」と言い続けることがあります。
そして、ご本人も気づかないうちに、少しずつ生活が立ち行かなくなっていきます。
こうしたケースでは、早めに専門家が関わることで、できることの選択肢がぐんと広がります。
介護のことを「知らない」のは、あたりまえです。
少し立ち止まって、考えてみてください。
介護保険のこと、ケアマネジャーのこと、訪問介護とデイサービスの違い、施設の種類、これらを事前に詳しく知っている方は、ほとんどいません。
でも、それは当然のことです。
介護は、学校で教わるわけでも、職場で研修があるわけでもありません。
必要になったそのときに、初めて向き合う方がほとんどです。
だから、「知らない」「わからない」は恥ずかしいことでも、準備不足でもありません。
わからないときに、わかる人に聞けばいい。それだけです。
一人で抱え込まないでください。
介護が始まると、ご家族が一人で全部やろうとして、疲れ果ててしまうケースが後を絶ちません。
特に、仕事をしながら介護をしている「ダブルケア」の状態になると、精神的にも体力的にも追い詰められてしまいます。
大切なのは、「介護は家族だけが頑張るものではない」という考え方を持つことです。
訪問介護をはじめとする介護サービスは、ご本人の生活を支えると同時に、介護するご家族の負担を軽くするためにも存在しています。
先ほどの娘さんのその後—
私たちに相談してくださった娘さんのお母様は、当社からケアマネジャーを紹介しその後無事にご自宅に戻られました。
週に数回、デーサービスに通いまた、ヘルパーが訪問して身の回りのサポートをしながら、自宅での生活を続けていらっしゃいます。
娘さんからはこんな言葉をいただきました。
「最初は施設しかないと思い込んでいたんです。でも相談したら、自宅に帰る選択肢があることを知りました。本当に相談して良かったです」
「自宅で暮らし続けたい」その想いを、私たちはサポートします。
ヘルパーステーション介護のみかたは、「住み慣れた自宅で、自分らしく暮らし続けたい」というご利用者さんの想いを、全力でサポートする訪問介護事業所です。
大分市を中心に、毎日ヘルパーがご自宅に伺い、その方の生活に寄り添ったサポートをしています。
お一人お一人の生活スタイルや価値観を大切にしながら、「この人らしい毎日」を一緒につくっていく——それが私たちの仕事だと思っています。
まず、気軽に話してみてください。
「うちの親はまだ大丈夫かな?」
「介護保険って何から始めればいいの?」
「自宅に戻れるか、施設に行くべきか迷っている」
どんな小さなことでも、どんな段階でも構いません。
相談は無料ですし、相談したからといって、すぐにサービスを申し込む必要もありません。
「話を聞いてほしい」だけでも、大歓迎です。
介護のことを、ひとりで抱え込まないでください。
私たちが一緒に考えます。
いつでもご気軽の相談してください。
当社ホームページはこちら
https://clover-m.co.jp/








