2026年7月24日、明治安田生命のLC(営業スタッフ)の皆さまを対象に、「介護とお金にまつわる実態」をテーマとしたセミナーを行いました。
今回は、明治安田生命5階会議室でのリアル開催に加え、各支店へのリモート配信、さらに営業スタッフの皆さまのタブレットを通じて参加いただくハイブリッド形式。
約400名のLCさんにご参加いただきました。
今回のテーマは、
「介護とお金にまつわる実態」
介護状態になると、「心」「身体」そしてどれだけ「お金」の負担が増えるのか、です。
ただし、今回のセミナーは一般のお客様を対象としたものではありません。
8月27日に開催予定の「介護とお金」セミナーに向けた、LCさんのための事前セミナーとして開催しました。
なぜ本番前に「事前セミナー」を行ったのか
8月27日の本番では、LCさんからお客様へお声掛けをしていただき、私が「介護とお金」をテーマにお話しする予定になっています。7
しかし、どれだけ講師が良いセミナーを準備しても、それだけではお客様は集まりません。
まずLCさんから、
「こんなセミナーがありますよ」
「介護や老後のお金について、一度聞いてみませんか?」
とお客様にお声掛けいただき、興味を持ってもらう。
そこから初めて、お客様にセミナーへ足を運んでいただくことができます。
そこで今回、LCさんがお客様にセミナーをご案内しやすいように、事前に「秦が8月27日にどんな話をするのか」を知っていただく機会をつくりました。
本番と同じ話をするだけでは面白くない
通常であれば、事前セミナーでは本番の内容を一通り説明すると思います。
「当日はこんな話をします」
「介護にはこれくらいお金がかかります」
「こんなデータを紹介します」
もちろん、それでも本番の内容は伝わります。
しかし今回は、少しやり方を変えてみました。
私が最初にLCさんへお伝えしたのは、「8月27日に何を話すのか」よりも、「セミナーを聞いたお客様に、最後にどう思ってほしいのか」ということでした。
つまり、セミナーの「内容」ではなく、まず「ゴール」を共有したのです。
「何を話すか」より「どう思って帰ってもらうか」
8月27日のセミナーを聞いたお客様に、最後にどう感じてほしいのか。
私が考えたゴールは、次の4つです。
・「老後って、思っていた以上にお金がかかるんだ」
・「介護になったら、さらにお金が必要になるんだ」
・「子どもや家族に迷惑をかけたくないな」
・「だったら、元気な今のうちから準備しておかないとね」
私は、セミナーでたくさんの知識を持って帰ってもらうことだけが大切だとは思っていません。
知識を得た結果、自分の老後を自分のこととして考え、少しでも行動するきっかけになること。
そこまでがセミナーだと考えています。
だからこそ、事前にLCさんにも、この「ゴール」を知っていただきたかったのです。
ゴールが分かれば、お客様への声の掛け方も変わります。
単に、
「介護のセミナーがありますよ」
とご案内するのではなく、
「将来、介護が必要になったとき、どれくらいお金が必要なのか、一緒に考えてみませんか?」
そんな伝え方ができるようになるからです。
本番は「介護クイズ」からスタート
8月27日の本番では、いきなり難しい介護制度やお金の話から始めるのではなく、誰でも参加できる**「介護クイズ」**からスタートする予定です。
そしてLCさんにも、お客様と一緒に参加していただきたいとお願いしました。
そこから、人生100年時代のセカンドライフ、介護業界の現状、施設介護と在宅介護、そして実際に介護状態になったときに必要になるお金へと話を進めていきます。
特に私がお伝えしたいのが、「介護には想定していなかったお金がかかることがある」ということです。
私は訪問介護の現場に長く携わってきました。
その中で、介護が始まってから、
「こんなところにもお金がかかるんですね」
「ここまで費用が必要になるとは思っていませんでした」
という場面を目にすることがあります。
そして、その「想定していなかったお金」が、ご本人だけではなく家族の負担になっているケースもあります。
16年間、介護現場で感じてきた「お金」の問題
私は訪問介護事業の経営者として16年間、利用者さんやご家族、ケアマネジャーなどから、さまざまな相談を受けてきました。
その中でも、難しい問題の一つが「お金」です。
介護サービスをどのくらい利用するのか。
在宅で暮らすのか、施設で暮らすのか。
介護保険以外にどのようなお金が必要になるのか。
介護が長期化した場合、その費用を誰が負担するのか。
介護が始まってから、初めてこうした問題に直面する方も少なくありません。
だからこそ、
「介護が必要になってから考える」のではなく、「元気なうちから知っておく」。
それがとても大切だと考えています。
セミナーを「一緒につくる」という考え方
今回、約400名のLCさんに事前セミナーを行った理由は、単に本番の内容を覚えていただくためではありません。
8月27日のセミナーを、私一人ではなくLCさんと一緒につくりたい。
そんな思いがありました。
講師がどれだけ良い内容を準備しても、会場にお客様がいなければ、その内容を届けることはできません。
お客様に声を掛ける人がいる。
興味を持ってもらう。
セミナーへ足を運んでもらう。
講師が話をする。
そして、お客様が何かを感じ、自分自身のこれからについて考える。
私は、そこまで含めて一つのセミナーだと思っています。
だから、講師とLCさんが共有すべきなのは、「何を話すのか」だけではありません。
「このセミナーを通して、お客様にどうなってもらいたいのか」
このゴールを共有することが、とても大切です。
「老後、お金で困る人を減らしたい」
今回の資料の最後には、
「老後、お金で困る人を減らしたい」
そして、
「セミナーを一緒に盛り上げていきましょう!」
というメッセージを入れました。
私が目指しているのは、不安をあおることではありません。
介護や老後に必要なお金について、「知らなかった」で終わらせないことです。
元気なうちに知る。
考える。
そして、できることから準備する。
これからのセカンドライフを「心配顔」ではなく、「笑顔」で過ごしてもらいたい。
そのために大切なのは、
「介護にならないように、いつまでも元気でいること」
そして、
「お金に困らないように、元気なうちから準備すること」
だと考えています。
8月27日の本番へ
今回の事前セミナーは、7月24日で終わりではありません。
むしろ、ここからがスタートです。
8月27日の本番では、LCさんと一緒に、お客様が自分自身の老後や介護について考えるきっかけをつくりたいと思っています。
そしてセミナーが終わったとき、一人でも多くの方に、
「介護って、思っていたよりお金がかかるんだ」
「まだ元気な今のうちから、少し準備しておこう」
そう思って帰っていただければ、今回のセミナーのゴールは達成です。
「何を話すか」からセミナーを考えるのではなく、
「聞いた人に、最後にどうなってもらいたいのか」から逆算してセミナーをつくる。
約400名のLCさんとの今回の事前セミナーは、8月27の本番を一緒につくるための、大切な第一歩となりました。
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介護とお金、在宅介護、ホームヘルパー、セカンドライフなどをテーマに、一般の方向けの講演だけでなく、企業の営業スタッフ向け研修や、本番の集客につなげるための事前セミナーなども行っています。
「介護とお金をテーマにお客様向けセミナーを開催したい」「営業スタッフにも事前にセミナーの目的を共有したい」など、開催目的や対象者に合わせて内容を構成いたします。
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