おはようございます。ヘルパーステーション介護のみかたです
介護のみかたで推奨している認知予防のひとつに、
「考えて、声に出して、文字にする」というものがあります。
日頃から行なっている動作に、ひと工夫、ふた工夫することで、認知症の予防になるものってけっこう多いんですよ!
9月より訪問サービスが始まったお一人暮らしをされているS様(80代女性)。
家事はおひとりでできるのですが、重たいものを持って移動することが難しいので、一緒に買い物に行くというサービスと、今できていることを継続して行うためのアドバイザーとして訪問介護(ホームヘルパー)を活用されています。
S様が買い物に行くときは買い忘れがないように、一緒に何を買うのか考えてからお店に行っています。
先日のS様の様子です。
紙に書いている時の順番が実は認知症の予防になります!
こんな感じです。
「ん〜、何を買わんといけんかったかな〜?」→【考える】
「あっ、そうや!パンと人参やった」→【声に出す】
「忘れんように書かんとな〜」→【文字にする】
これを何回か繰り返します。
この時に大切なのが、ヘルパーが脳の仕組みを理解していて、それに沿った質問を投げかけ受け答えをしながら導いていくこと。
この日も、質問をしていくと、買うものが11品になりました。
この後、近くのスーパーまで一緒に買い物に行きました。
「やっぱり自分で商品を見て買い物をするのは楽しいな〜」と言われたS様。
いつまでも自分で大好きな買い物に行けるよう、これからもサポートさせていただきます(^^)
「考えて、声に出して、文字にする」
みなさんも試してみてください!
※使用している写真は、ご本人・ご家族の了承を得て掲載させて頂いています。
※掲載している文章はこちらの解釈が含まれている場合があります。