とある日の午後 ご様態が急変され
緊急入院となり、その時余命二週間と告げられたご利用者様。
その後、ご自宅に戻り、訪問介護の回数を増やし支援させていただくなかで、
入院以前よりも、お食事が食べられるようになったりと 回復されお元気になられていきました。
そんなとき
ヘルパーと一緒に集めたベルマークを学校へお渡しできるご縁がつながりました。
病院の先生のご許可を頂き、ベルマーク贈呈に、車椅子にて外出できるまでになられていました。
当日、贈呈先の小学校では、歌とリコーダーにてふるさと曲のプレゼントを頂き。ご利用者さまからは、ベルマークを贈呈。
小学校六年生のみなさんは、ご利用者様を目の前に、涙を流しながら歌われている生徒さんもいらっしゃり、命の大切さ、尊さに触れる機会となられたようでした。
認知症が進み、記憶は忘れていく。
でも
うれしかった はずかしかったなどの感情は残る。
ご利用者さまは、歌を歌ってもらって、贈呈式直後も、 「はずかしかった。」と、次の日も覚えていらっしゃいました。
その後、亡くなられる前日まで、ヘルパーの声掛けにもこたえてくださり、お食事もお口から食べられることができ、排せつのコントロールも自分の意思でできていらっしゃいました。最後は苦しまれることなく、穏やかに息を引き取られました。
命の炎は、これからの時代を担う 子供たち みなさんに 引き継がれました。
亡くなられる直前は 命の炎が 燃えるつきるかのように 最後に大きな炎となる
そんなお話をきいたことがあります。
ご利用者さまの 最後のいのちの輝きは美しく、わたしたちにかけがえのない宝物をたくさん贈ってくださったように感じます。
介護のみかたは
十人十色、百人百色の「いのち」が輝くお手伝いを、
「生きていてよかった!」と最期に喜びを感じてもらえるような支援を
していきたいと思います。
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ヘルパーステーション 介護のみかた
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