おはようございます。
ヘルパーステーション介護のみかたです
今回は
介護のみかた的ヘルパーの仕事のひとつである【「変化に気付く」をサポートする】の、家事編です
昨年の秋から訪問させていただいているA様ご夫婦は、旦那様が90代後半、奥様が90代前半の二人で生活をされています
奥様が認知症で、調理の手順を忘れてしまいご自分ではできなくなってしまったので、お声かけしながらヘルパーと一緒に調理を行なっています
このように一緒に家事を行うことを、訪問介護サービスの中の「共に行う家事」といい、国が進めている自立支援サービスのひとつです。
これを、
介護のみかたでは「生活不活発病を防ぐをサポートする」と位置付けています。
奥様のA様は、家事の中で調理はおひとりではできないのですが、片付けはおひとりで行えます
そこで、ヘルパーはある程度の片付けを行なったら、後は奥様に任せて部屋を退室します。
ここが、ポイントです!
奥様は毎回、同じように片付けを行うので、フキンの場所や鍋などの置き場所が決まっています。
例えば「フキンはレンジにかける」といった感じです。
実際の写真はこちら。
鍋などをしまう場所も決まっています。
毎回、キレイにされています
ヘルパーはA様のご自宅を訪問した時に、片付けがいつも通りできているのか確認しています
今まで通りにできていればオッケー!
もし、できていなければ、身体に何かあったのか、認知症が進んだのか?ということになります。
このように、現在できていることが
そのまま継続して行えているのか、それをチェックするのが、介護のみかた的ヘルパーの仕事のひとつである、「変化に気づく」をサポートするという訪問介護サービスになります。
変化に気づく時に大切なものがありますが、わかりますか?
そらは、「何を基準にするのか?」です。
基準がなければ、どう変化したのかわからないからです。
変化に気づく視点を持つこともヘルパーにとって大切な仕事ですが、基準を何にするのか?これを作ることも大切です。
では、基準はどうやって作って行くのか?
それは、これからのプログでお伝えしていこうと思います。
今日も、読んでくれてありがとうございます!