おはようございます。
ヘルパーステーション介護のみかたスタッフの衞藤です
先日、嬉しいことがありました
おひとり暮らしをされているT様(90代女性)の家に訪問してサービスが終わり、
次に来る日を伝えて退室しようとした時に、
毎回、ヘルパー全員に対して
丁寧な言葉で接してくれるT様が
私をじっと見て、
「ちょっと、その上着、糸がほつれていますよ」
「私が補正するから、脱いでもらっていいですか?」
と声をかけてくれました
上着を脱いで、確認してみると
確かにほつれている
「補正するから、貸してもらっていい?」と優しく声をかけてくれるT様
しかし、訪問時間は終わっているし
そもそもご利用者様に、
このようなことをやってもらっていいのか分からなかったので
管理者の秦に連絡をすると、
「少し待って下さい。折り返し電話をかけます」と、、、
その間にも裁縫の準備を始めているT様、、、
どうしよう、、、と思っていると、
秦から
「頼んでもいいですよ!」と連絡がありました
T様に電話を渡し、
「お礼の言葉を言ってもらいました」
準備が終わり、裁縫を始めるT様
嬉しかったので、写真を撮ってもいいですか?と聴くと
「いいですよ」と
そして、
器用な手つきでほつれを直してくれました
上着を着て、
何度も「ありがとうございました」と伝えると
「いいのよ。」
「指を使ったから、私の認知症の予防になったわ」と優しい言葉をかけてくれました
今では、
この上着を着るたびに
T様が縫ってくれた上着だと思い
なんだか幸せな気持ちになれます
T様、本当にありがとうございました(^.^)
この上着は、私の宝物です
施設介護から訪問介護の仕事に変わって約5ヶ月が経ちました。
ご利用者様から多くのことを学ばせてもらってます
これからも、多くの事を学びながら
成長できたらと思います(^.^)
※使っている写真は、ご本人・ご家族の了承をえて掲載しています。