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【介護のプロとしての心構え】

2016/01/29
├もっとよくなるミーティング

昨日は月一回の「もっとよくなる全体ミーティング 」の日でした。

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ミーティングの中で管理者の秦からヘルパーにひとつ質問がありました。



例えば、1時間のサービス時間で、一緒掃除を行う、という支援で訪問しているお客様がいるとします。

ある訪問日、そのお客様から
「掃除は昨日娘がしてくれたから、簡単に終わらせて。余った時間は座ってお茶でも飲みましょう。たまにはゆっくり話したいわ。」と言われたら、あなたはどうしますか?


この質問を受けて、まずヘルパーたちは

「あ~そういうこと、あるある!」

という反応でした。



お客様の中には一人暮らしの方も多く、誰かと喋りたい!話を聞いて欲しい!という要望を受けることが多々あります。


ヘルパーたちの実際の経験談から、それぞれの答えを聞いてみました。



(Aヘルパー)
喋りたいと言われても、決められた時間内は掃除をします。喋るのは最後の記録する時間だけかな。


(Bヘルパー)
掃除はやめて、掃除以外で何か一緒にできることを探します。作業しながら喋ります。


(Cヘルパー)
一旦、ご本人の話を聴きます。話を聴きつつ、「そういえばこの前、ここを掃除してほしいって言っていませんでしたか?」と会話の中で誘導して、一緒に掃除をしながら話をします。



など、他にも様々な意見が出ました。




最終的に、なにが正解なのか?


本当に正しい答えはわかりませんが、
介護のみかたなりの最終的な答えは


「私たちは決められた時間内でやるべきことが決まっており、それをこなすことがヘルパーとしてプロだね!という話でまとまりました。」


コミュニケーションを取りながらもしっかりと仕事をこなせるヘルパーが、介護のみかたの目指すヘルパー像です。




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秦 邦仁
株式会社クローバー
代表取締役

2011年に大分市で訪問介護サービス「ヘルパーステーション介護のみかた」を開所。自宅で元気に長生きできる独自のシステムを開発し、高齢者の生活をサポートしている。また、介護支援コンサルタントとして、小学校から老人クラブまで年齢層に関係なく介護セミナー活動も行っている。

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