一人暮らしのK様、いつもは膝が痛いと言って、あまり台所には立ちたがりません。
冷蔵庫に南瓜が入っていたので、
南瓜の煮付けの作り方を教えて下さいと頼むと、
もう作り方を忘れたわ~、
膝が痛いから途中でやめるかもしれんよ、と言いながらも、
南瓜の煮付けを作ってくれました。
スプーンで器用に種を取ったり、
硬い南瓜を簡単に切る方法を教えてくれたり、
鍋で蒸す時の時短方法、味付けの方法を教えてもらいました。
今回は私でも出来るようにと、麺つゆを使った簡単レシピでした。
鼻歌を歌いながら料理するK様。
作ってもらってばかりじゃなく、自分でもできることはせんとな~と笑顔で話してくれました。
この日は膝が痛いとは一言も言わず、台所で料理ができました。
このK様のように、昔は家族のために料理を作っていたけど、自分ひとりの為に料理をするのは面倒という方は多いです。
しかし、そういう方でもいったん作り始めるとスイッチが入ったように要領よく料理をされるのです。
介護のみかたでは、そのスイッチを押すことが自立支援のひとつの方法だと考え、スタッフみんなでご利用者様のスイッチを探しています。
多くのスイッチを見つけ、今までは出来ていたけど、今は忘れていることをどんどんやってもらえるような環境を作っていきたいと思っています。
K様の作ってくれた南瓜の煮付けを味見しさせて頂いたのですが、煮崩れもなく最高に美味しかったです。
