おはようございます。ヘルパーステーション介護のみかたです
介護のみかた的ホームヘルパーのサービスの中に「生活不活発病を防ぐをサポートする」という項目があります
私は介護業界で働きだして、生活不活発病という言葉は知りました
生活不活発病とは、
「動かない」(生活が不活発な)状態が続くことにより、 心身の機能が低下して、「動けなくなる」ことをいいます
詳しくはこちら
(厚生労働省ホームページより)
色々な方と話をしていて思うことなのですが、
家事を行うことがヘルパーの仕事と勘違いしている方が多いように感じます
ホームヘルパーの仕事は、「家事をすることではなく出来ている家事をとらないこと」です
例えば写真のS様は屈んで行う家事は苦手ですが、立って行う家事は出来ます
なので、掃除機掛けと床拭きはS様が行ってくれます
写真のH様は、料理を作るのが大好きだけど、堅い物を切るのが難しくなってきて切らなくなってしまい料理のレパートリーが減っていっていましたが、ヘルパーが堅い物を切ることによって作れる料理の幅は広がりました
このように、出来ている家事をとらないことが大切なのですが、
ここで重要になってくるポイントが、そのご利用者様がどの家事がどれくらい出来ているのかの把握です
人によってできる家事が異なるので、その方その方の家事ができる基準をしっかり見極めること。
そして、介護のプロ視点で生活(家事)の基準作ることがホームヘルパーの重要な仕事のひとつですね
※使っている写真は、ご本人・ご家族の了承をえて掲載しています