こんにちは、ヘルパーステーション介護のみかたです。
お盆が過ぎ、夏休みも終わり新学期が始まる時期ですね
最近、ご利用者様宅ではお盆の間に帰省されていたご家族のお話をよく聴きます。
特にお孫さん・ひ孫さんが来て「騒がしかったんで~」とか「可愛くてたまらんかった」と嬉しそうに話される方が多く、部屋に飾られているお孫さんたちの写真も少しずつ成長しているので、私たちも見ていて癒されます
そんなお盆を迎える前の出来事です。
お盆前の準備をされていたS様。
「盆は毎年、提灯を出すんやけど、今年は諦めた」と悲しそうに話されました。
理由を聴くと、提灯はタンスの上の高い所に置いてあるので毎年脚立に乗って取っていたけど、最近転ぶことが増えてきたから脚立に乗るのがこわい…との事。
落ち込むS様に「それくらい、ヘルパーがお手伝いしますよ!」と言うと
「え~悪いわ!危ないよ!」と遠慮されましたが、結局出すことになりました。
こちらがその提灯を入れている箱
丁寧に新聞紙で包んで大切に保管されていました。
壊れやすいので慎重に扱いながら、組み立て作業
「昔はもっと大きな提灯があってなぁ、どーん!と立派に飾ってたんよ~」と思い出話を聴きながら、着々と提灯が組み立てられていきました。
そしてお仏壇の前にセットして、電気をつけて完成
「あ~これでお父さんが帰って来れるわ」とホッと一息つくS様。
最近は盆提灯を出す家も少なくなってきたと思いますが、昔からずっと続けてきた方にとっては大事なことなんだなぁと感じました。
ちょっとしたことですが、ご利用者様が家で暮らす意味を感じ、そのサポートができたような気がして嬉しかったです