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 訪問看護士と患者の交流記録『優しさのなかで-こころに寄り添う訪問看護-』

2011/11/27
★介護士日記
訪問看護に取り組む看護師3人と患者や家族との交流を記した『優しさのなかで-こころに寄り添う訪問看護-』が、文芸社から出版された。




者、宮岡京子さん、菅野友子さん、國塩ひろみさんの3人が勤務する「訪問看護ステーションあかいわ」は、2002年に開設して以来、日々の経験をもとに、
訪問看護や身近な病気、在宅介護に役立つ情報などを、訪問看護ステーション新聞「こころ」に掲載し、毎月発刊してきた。今年2月、新聞が100号に達した
のを機に、それまでの記録をまとめたのが本書である。



「訪問看護ステーションあかいわ」では、約40人の患者を3人で受け持ち、何かあれ
ば24時間駆けつけている。訪問看護ステーション新聞「こころ」は、闘病生活を続ける患者の励みになればということがきっかけで、それぞれの看護師が持ち
回りで執筆し、訪問看護の現場の様子や患者や家族との心に残る会話などをつづってきた。なかでも「在宅療養記」には、利用者、その家族と、看護師がいっ
しょに歩いてきた日々の記憶が刻まれている。



しかし、今回、一冊の本にまとめたのは、看護師と患者たちの大切な思い出を残したかったか
らだけではない。この本を通して、訪問看護のことをもっと多くの人に理解してもらいたい、という強い思いが込められている。あとがきには、「人生を終える
場所を考えた時、病院や施設という選択肢もありますが、この本を通して、“在宅”という一つの選択肢があることを知ってほしいのです」と書かれている。最
後まで自分らしく生きるために、自分自身の最後をどこでどのように迎えるか、この本をきっかけに、あらためて家族間で話し合ってみてはいかがだろうか。



■書名:『優しさのなかでーこころに寄り添う訪問看護―』



■著者:宮岡京子/菅野友子/國塩ひろみ



■内容:

1)訪問看護の四季

2)在宅療養記

3)訪問看護の現場から

4)寄稿

■定価: 1,260円 (本体 1,200円)

■仕様:四六並/240ページ

■発行: 文芸社

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秦 邦仁
株式会社クローバー
代表取締役

2011年に大分市で訪問介護サービス「ヘルパーステーション介護のみかた」を開所。自宅で元気に長生きできる独自のシステムを開発し、高齢者の生活をサポートしている。また、介護支援コンサルタントとして、小学校から老人クラブまで年齢層に関係なく介護セミナー活動も行っている。

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