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 訪問介護の生活援助、長時間利用に配慮を- 日本生協連

2011/12/04
★介護士日記
日本生活協同組合連合会(日本生協連)は1日、東京都内で記者説明会を開き、2012年度介護報酬改定の議論に関する見解を発表した。厚生労働省が訪問介
護の生活援助の区切りの時間を現行の60分から45分に見直すよう提案していることに対し、ゆっくりとコミュニケーションを取るべき利用者などがいるとし
て、90分程度の長時間サービスが必要な利用者への対応策を取る必要があると指摘している。







 また、通所介護の時間区分見直し案にも言及した。厚労省は「4-6時間」「6-8時間」などといった現行の時間区分を、「5-7時間」「7-9時間」な
どに見直すことを提案しているが、日本生協連は「見直しの目的が不明確」と指摘。現行制度で「6-8時間」のサービスを利用している人について、▽
「5-7時間」に移行すれば、サービスの提供時間が短くなり、利用者や家族の生活リズムを乱しかねない▽「7-9時間」に移行すれば、利用者のサービス利
用料が高くなったり、職員の勤務時間が8時間を超えたりする―などの影響が想定されるとして、慎重な検討を求めた。



 このほか、12年度
に創設される「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」(24時間訪問サービス)と「複合型サービス」については、「発展と機能拡充が必要」と肯定的に評価。
特に24時間訪問サービスに関しては、▽事業を継続できる包括報酬を設定する▽既存の訪問介護との併用を認める―ことが必要とした。

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秦 邦仁
株式会社クローバー
代表取締役

2011年に大分市で訪問介護サービス「ヘルパーステーション介護のみかた」を開所。自宅で元気に長生きできる独自のシステムを開発し、高齢者の生活をサポートしている。また、介護支援コンサルタントとして、小学校から老人クラブまで年齢層に関係なく介護セミナー活動も行っている。

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