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 感動です!

2012/02/14
★介護士日記
感動です!!涙が止まりません

これは日本の東北大震災で自らを犠牲にしてわが子を守ったある母

の本当のお話です。
... 地震の鎮まった後、救助隊は、ある若き女性の家に到着し、そこで瓦礫に埋もれた彼女の遺体を発見しました。
... しかし、彼女の遺体はどういうわけか奇妙なことに膝立ちし、あた
かも祈りを捧げるかのように身体を前方にやりながら、両腕に何か
を包み守っているかのようでした。倒壊した家屋は彼女の背中と頭
にのしかかっています。

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数々の困難な状況にありながらも、救助隊リーダーは狭い壁の隙間
に手を入れ、なんとか彼女の身体に触れようとします。彼は、彼女
はまだ息があるものと信じていました。ですが、彼女の冷えて硬直
した身体は、彼女はもうすでに亡くなっていることを物語ります。

彼と隊員たちは、その家を後にし、隣の倒壊したビルに向かおうと
します。
そこで途中、リーダーは想うところあり急遽彼女の家に引き返す指
令を出しました。
そこで再び跪き、今度は瓦礫の隙間から彼女の遺体の下の小さな隙
間に手を入れてみます。
そこで彼は突如興奮して叫びます。「子供だ!子供がいる!」
そしてチーム全体が協力し合い、彼女の遺体周りの瓦礫を除去して
ゆきました。
するとそこには、母の身体の下で、花柄の布に包まれた生後三ヶ月
の小さな男の子がいます。
その母の姿は、明らかにわが子を救う究極の自己犠牲の姿でした。
家が倒壊する時に、彼女は自分の身を投げ打って息子の命を守った
のです。
救助隊が救い出した時、幼い男の子は、未だ静かに眠りについたま
までした。

医師は速やかに幼子の様態を確かめに駆けつけます。
布を開くと、そこには携帯電話も包まれています。
そのスクリーンにはこう書かれていました。
「もしもあなたが生き残れたなら、わたしがどれだけあなたを愛し
ていたか、どうか憶えていてね。」

携帯はそのままその場の全員に手渡され、そのメッセージに皆むせ
び泣きました。

「もしあなたが生き残れたなら、わたしがどれだけあなたを愛して
いたか、どうか憶えていてね。」
作成: 松本祐二


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秦 邦仁
株式会社クローバー
代表取締役

2011年に大分市で訪問介護サービス「ヘルパーステーション介護のみかた」を開所。自宅で元気に長生きできる独自のシステムを開発し、高齢者の生活をサポートしている。また、介護支援コンサルタントとして、小学校から老人クラブまで年齢層に関係なく介護セミナー活動も行っている。

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