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 恐怖…なんとジャンクフードが認知症の原因になると判明

2012/02/11
★介護士日記
何気なく食べているお菓子やファーストフード。実は、認知症のリスクを高めているってご存知でしたか? しかも認知症だけでなく、心臓病や動脈硬化など生活習慣病の発症率が高まる危険性があるのです!

2011年12月28日付の米国神経学会の学会誌『Neurology』は、米オレゴン州ポートランドのオレゴン健康科学大学とライナス・ポーリング研究所の科学者らによって行われた研究結果を掲載。

ファーストフードや揚げ物など、いわゆるジャンクフードに多く含まれている“トランス脂肪酸”が多い人は、認知力テストの結果が悪く、認知症になりやすいことがわかったのだとか。


逆に、血液中にビタミンB群・C・D・Eの他、主に脂肪の多い魚に含まれる“オメガ-3脂肪酸”が高レベルだった人は、認知力テストの成績が良いだけでなく、脳体積も大きいことがわかったそう。

今回の分析は、年齢・性別・教育・喫煙・飲酒・血圧・肥満(BMI)など、生活習慣でセグメントし集められた、平均87歳の104人の健康な高齢者を対象としたもの。

単なる食事アンケートではなく、血液中の栄養レベルを測定するため、栄養素の吸収の個人差などの問題を排除できる極めて正確な方法なのです。それだけに、この結果は慎重に受け止める必要がありそうです。



■トランス脂肪酸とは?

トランス脂肪酸とは植物油に水素を添加したもの。悪玉コレステロール(LDL)を増やし、善玉コレステロール(HDL)を減らすため、心臓病や動脈硬化の発症リスクが増大すると厚生労働省からも発表されています。

また、トランス脂肪が含まれる食品は、上記で記載したファースドフードに代表されるフライドポテトなどの揚げ物や、パイ生地、クッキー、クラッカーなど。マーガリン・ショートニングに多く含まれているので要注意!



■脳の老化を防ぐ食べ物はコレ!

脳の老化を防ぐためには、ビタミンが豊富な食事が有効。主に、ビタミン類を多く含む新鮮な果物や、オメガ-3脂肪酸を含む鮭やイワシ、タラ、サバなど脂肪の多い魚を積極的に摂ることが大切です。



脳の大きさを左右する原因の37%は、栄養素によるもの。脳が大きく、栄養素が行きわたっているほど、脳の老化も遅くなるようです。

日ごろの食生活次第で、認知症も避けられるかもしれません! 若年性アルツハイマーも増えている昨今。人ごとだと思わず、栄養面から見直してみてはいかがでしょうか?

「魚を毎日食べられない」という方は、オメガ-3脂肪酸のサプリメントを活用すると便利です!

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秦 邦仁
株式会社クローバー
代表取締役

2011年に大分市で訪問介護サービス「ヘルパーステーション介護のみかた」を開所。自宅で元気に長生きできる独自のシステムを開発し、高齢者の生活をサポートしている。また、介護支援コンサルタントとして、小学校から老人クラブまで年齢層に関係なく介護セミナー活動も行っている。

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