　「「超先進国」日本が世界を導く」

2012/04/20: ★介護士日記

毎週金曜日は、週末オススメ読書を紹介しています。

「「超先進国」日本が世界を導く」
日下公人著
PHP研究所

テレビや新聞、週刊誌等は連日様々なニュースを流しています。

が、どうもその根底にある価値観は、「いかに日本はダメな国か」ということのような気がしてなりません。

いや、もしかしたらそう思っていないのかもしれませんが、どうも既存メディアは自虐的見解が国民の支持を得ると思っているフシがあるように思います。

確かに様々な問題を抱える我々ではありますが、果たしてそれほどまでにこの国はダメなんでしょうかね？

という疑問というか不満をずっと感じていた時にこの本に出会いました。

数カ月前に読んだ渡部昇一氏の本もそうですが、失いかけていた祖国への誇りを取り戻せるような、とても勇気の出る内容です。

過去のねじ曲げられた歴史の真実や解釈に加え、安倍政権と菅政権は何が決定的に違っていたのかなど、深い洞察とするどい指摘で解説しています。

特に興味深かったのは、安倍晋三元総理の知られざる功績を紹介した部分。

いかに既存メディアが情報を隠し、ねじ曲げていたかがよくわかります。

いやー、知らないということは怖いことですね（苦笑）

我々が一般的に見聞きする情報や解釈とは１８０度近く異なる見方ですが、逆に言うといかに普段一方的な情報に流されているかを再認識できます。

賛否や支持云々よりも、対極にある意見を把握して自らのアタマで考える訓練になると思います。

経営者には必須のスキルかもしれませんね。

オススメの1冊です。

では、笑顔の多い週末にしましょう！

感謝