　Ｐ・ドラッカー氏

2012/02/20: ★介護士日記

おはようございます。

介護のみかたチームリーダー秦です。

毎週月曜日は、週の始めなので、モチベーションが上がる名言、格言、金言をご紹介します。

「おごるな。企業は社会に存在させていただいているものだ」

Ｐ・ドラッカー（社会生態学者）

有名なドラッカーですが、世間では氏のことを経済学者だと思っている人が多いようです。

ドラッカーは、常に企業よりも社会や人を優先すべきと考え、いかにすれば社会と人が幸福になれるかを追求し続けていました。

なので、彼は経済学者と呼ばれることを嫌い、自らをソーシャルエコロジスト（社会生態学者）と呼んでいました。

一方で氏は、マネジメントの神様とも呼ばれていました。

しかしこれも、氏にとってのマネジメントとは、会社の利益を上げるためのテクニックではなく、社会と人を幸せにする方法だったといいます。

バブル崩壊以降、日本では年功序列や終身雇用といったいわゆる日本式経営が悪しきものとされ、効率や利潤を追求する方向に進みました。

しかし氏は死の直前まで、こう言い続けたそうです。

「これからの社会にふさわしいのは、アメリカ型の非営利組織（ＮＰＯ）か、絆で結ばれた日本式の会社経営である」

様々な課題を抱える現在の我が国ではありますが、今こそ氏の言葉に耳を傾けるべきなのかもしれませんね。

では今週も笑顔の多い一週間になりますように！

感謝