先月、参加した講演会での内容です。
「心のものさし」というお話
落語家の三遊亭歌之介さんが、ある出来事で悩んでいた時に、
佐々木将人さんから次のように言われたそうです。
(佐々木将人さんは、「人生山河ここにあり」他多数の著書で有名ですが、
中村天風さんのお弟子さんでもあります)
「歌之介君、君は1センチの物を、1センチのものさしで測ってないか?
1センチの物は、100メートルのものさしで測っとけ。
たいして気にならんぞ。
いいか、人生はいつも100年のものさしで測っとけ。
そうすれば悩まんぞ。
なぜかわかるか?
100年経ったら、みんな死んどる。」
歌之介さんは、目からウロコが落ちたそうです。
たしかに、喜びも悲しみも100年以内なんですね。
いろいろな経験をできるのも、100年以内。
そして、「今起きていることが、自分の人生100年の中で、
どんな意味を持つのか?」と考えると、
とても大きな視点で考えることができますね。
さて、あらためて「人生は100年」という前提で考えてみましょう。
秒で表すと、約32億秒です。
何かの本で、人生を砂時計にたとえていました。
つまり、人生とは32億秒の砂時計ということです。
1秒に1粒、確実に砂が落ちていく砂時計。
そして人生とは、この1粒(1秒)のことですね。
この1粒の積み重ねが人生になっていくのですから。
私たちにとって大切なのは、この目の前の「1秒」。
これは、2度と手にすることはできない。
逆戻りさせることもできない。
1秒に1粒落ちていきます。
1時間に3,600粒、
1日に86,400粒、
1年間に2,592,000粒、落ちていきます。
今40歳の人だと、夏を経験できるのも、あと60回。
あなたの場合は?
さて、今日一日を、どのように過ごしますか?
時間は2度と戻ってきません。
今を精一杯楽しんで生きましょう!
以上が私がノートに書いた内容です。
数字にすると、時間の大切さがよりわかりやすいですね。
時間を大切にしようと再度、認識されました。
感謝
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- 大分訪問介護・クローバー通信
- 心のものさし
- 秦 邦仁
- 株式会社クローバー
代表取締役
2011年に大分市で訪問介護サービス「ヘルパーステーション介護のみかた」を開所。自宅で元気に長生きできる独自のシステムを開発し、高齢者の生活をサポートしている。また、介護支援コンサルタントとして、小学校から老人クラブまで年齢層に関係なく介護セミナー活動も行っている。
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