服薬介助（M様編）その1

2016/01/08: ★介護士日記

おはようございます。
ヘルパーステーション介護のみかたです

訪問介護サービスのひとつに服薬介助サービスがあります。

服薬介助サービスについては下記1-5服薬介助をご確認下さい。

http://www.kaigoseido.net/kaigohoken/k_document/

現在、介護のみかたをご利用中のM様のお話です。

M様は７年前、奥様に先に旅立たれ、現在は一人で生活されています。

毎朝飲むお薬が処方されているのですが、

最近、飲み忘れることが増えてきました。

以前は、大きめの月間カレンダーに
薬を袋ごと貼付け、それをご自分で服用されていましたが
徐々に認知症が進行し、
薬の飲み忘れや、一日に2回薬を飲んでしまうなど
ご自分ではお薬の管理ができなくなってきました。

『どうやったら、以前のようにご自分でお薬を飲めるようになるのか？』ということについて、

【もっとよくなるケア会議】で話し合いました。

そこでは様々な案がでました。

毎日誰かが訪問する、

『飲んでください』と張り紙をする

朝、電話をかけるなど・・・

しかし、なかなか具体的な行動にはつながりません。

話が煮詰まってきたその時、

あるスタッフが発した言葉で会議が前に進み始めたのです。

その言葉とは・・・

『M様が毎日ご自分でお薬が飲めなくなった理由とは何ですか？』

この言葉が出た瞬間に、スタッフみんなの視点が変わりいい方法が見つかりました