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介護士日記:【②福岡市の話題の老人介護施設 宅老所よりあい よりあいの森に 行ってきました】

2015/12/18
★介護士日記
こんにちわ、ヘルパーステーション介護のみかたです。

先日に引き続き、福岡市の「宅老所よりあい」「特別養護老人ホーム・よりあいの森」
老人介護施設のすばらしいところを見学させていただいた
取材日記をお伝えします♪

記事1はこちら↓
【①福岡市の話題の老人介護施設 宅老所よりあい よりあいの森に 行ってきました】 

「ゆっくり過ごせるお年寄りのペースで、
その日のその人の状況にあわせれば本来は
働く人も楽になるはずなんです…」
と おっしゃった 施設長の 村瀬さん。

ムリなリハビリなど しない、 無理にお年寄りを動かさない。
まさに、ゆっくりのんびり過ごせる環境が整えられている施設でした。
  


宅老所よりあいさんの実施理念とは…

高齢者をたらい回しにしない。
隔離しない。
縛らない。
薬漬けにしない。
おしっこうんこはトイレでしたい。
食べ物は口から食べたい。
できれば、ひとりぼっちではなく、気心知れた仲間と味わいたい。
時には、その仲間たちと季節を楽しみたい。
最期は穏やかに寿命を迎えることのできるように努めます。

●「住み慣れた街で自分らしく暮らす」

●「これまで培ってきた生活習慣を大切にする」

●「ありのままに老いて、穏やかに寿命を迎える」 とあります。






わたくしども 訪問介護 ヘルパーステーション介護のみかたでも
お年寄りの方が、いままで培ってきた生活習慣の基本は 住み慣れた
お家の中にあり、できるかぎりご自宅で生活していただくことが
ご本人さまにとってストレスが少なく 
最後のその日を おうちで迎えられることが
一番だと感じています。

実際に、ご利用者様からも
やっぱり家がいい! 訪問で利用できることを知らなかったので
もっと早くに 訪問介護を知っておきたかった! そうおっしゃる方が多いのは事実です。



でも、どうしても 障害や環境により おうちでお一人暮らしが厳しくなられる
方もいらっしゃいます。。。

そんな方には、こんな施設だったら とっても安心。ご家族も安心。
宅老所よりあいさんには、おひとりおひとりの生活習慣を大切にできる工夫
がたくさんなされていました。それは、工夫ではなく、あたりまえのことかもしれません…。

そんな すばらしい施設の中身を みなさまにもご紹介致しますね♪


▼まず、驚いたのが、はだしでも過ごせる床です!
 
無垢の木と畳です。とてもぬくもりがあります。
日本古来のつくりって たたみですよね。お年寄りの方は、
ご自身の力をつかって、いざって移動される方もおられます。
正座をすることもあります。靴を履いて車椅子移動の施設が多い中、
きままに横になったり寝転んだりできる環境はとっても大切なことだと思います。
床をはだしで歩ける環境で お家らしさが伝わります。




▼ユニットごとの 各お部屋の入口の扉は、カラフルなのれんが かけられていました。
 圧迫感をなくして解放感を感じられるようにされていました。
プライバシーをまもられつつも、仲間たちとの交流がしやすい。

 
 ▼天井が高く こちらも解放感にあふれています。
 

▼ 普通のイスに車輪!! ご利用者さまの座位に合わせられた形の違うイスたちが
たくさんありました。イスひとつひとつもご利用者さまおひとりおひとり仕様。
 
改造することにより、使う人がいなくなった場合は、バザーで売りに出され、それがまた施設運営費となっているとのことでした。ムダのない循環ですね。
車椅子は、施設内にみあたらなく、お聞きすると極力どうしてもという移動のとき以外
使わないようにしていて、みなさんトイレで排せつできるように介護なされているとのことでした。基本、みなさん布パンツにパットを使用されている。

要介護状態になっても、人間としての当たり前の機能を失うような対応は、いっさいされていませんでした。紙おむつにしてもらえば、介護職員が 毎回おトイレに寄り添う回数が減るかもしれません。でも、それはせず、ご入居のみなさんが排せつコントロールをご自身のチカラで継続できるように寄り添われていました。
 

▼お風呂のお札も ぬくもりあふれるあたたかさ
 
  
  
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お風呂は 介護職員と マンツーマンで はだかのおつきあい
一緒に はだかで 入浴だそうです!!!  
お風呂に、入りたくなかったら、無理やり入っていただくことはしない。
プランになくても、入りたくなったら、入っていただくようにしている。
ご本人さまの、その日の意思を大切にしている。



▼お食事は手づくりで 入居のみなさんに 作る音や においを感じてもらえるように
五感を感じられるように大切にされている。家庭には、音や香りがありますね。
   
 お食事時間も、その人の過去の生活習慣に合わせている。
朝ごはんではなく、ブランチ時間に食べたい人もいれば、
食べたい時間が早くても遅くてもバラバラでも、
それぞれのペースに合わせられているとのこと。
同じ食事時間に、一斉に合わせることはしない。
  
 


このように、まさしく 宅老所よりあい さんの 
「これまで培ってきた生活習慣を大切にする」という理念は

建物の中にも 介護の中にも 集団生活の中でも
その人それぞれに 合わせられる形をとられていました。

取材人の わたし自身も 自分が在宅での生活が厳しくなったとき
ここに入りたい(笑) そう思えた ホームでした。


「宅老所よりあい」さんの 素敵なところ まだまだ続きます。
次回は、地域との交流も大切にされているさまざまな取り組みを
ご紹介いたします。


▼よりあいの森の案内人!? かわいいネコちゃん。編集も担当しているらしい!?
    
 


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担当  秦(はた)



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秦 邦仁
株式会社クローバー
代表取締役

2011年に大分市で訪問介護サービス「ヘルパーステーション介護のみかた」を開所。自宅で元気に長生きできる独自のシステムを開発し、高齢者の生活をサポートしている。また、介護支援コンサルタントとして、小学校から老人クラブまで年齢層に関係なく介護セミナー活動も行っている。

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