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 食の安全

2012/03/21
★介護士日記
輸入米が売れて売れて・・

今朝の朝日新聞の一面にこの記事。
国産といっても判らないほどの米だという。

外食産業など量飯店(造語)では、この輸入米を採用するところが
増えているようです。
そりゃぁそうだと言えますね。
390円のランチや250円の弁当などなど、デ
フレの波にはかなわない。
それを支えるコスト構造も「国産」にこだわっていては成り立たな
い。
ワンコインからハーフコインにまで下落する食の価値に危機感を覚
える。
などなど様々な要因が考えられます。

輸入米の産地は中国、アメリカの順である。
どちらも相対する世界の巨頭である。
そのハザマにある日本は、知らず知らず何時の間にか安くて美味い
からといって、食の安全保障を両者に依存する構造になりつつある
と言える。
いくら関税の防波堤があっても、それを乗り越えるだけのコスト構
造で彼らは押し寄せてくる。
昨今では米を食べなくなったといえども、世界中から見れば1億3
千万人の主食は、いまだ米だと認められている証だ。

一方で、国産にこだわる思想も根強いだろう。
しかし悲しいかな、福島原発事故による放射能汚染が怖い。
いくら国産でも放射能に汚染した米からは遠ざかる。
同じ国民同士でも、ごみや汚物と同じで「うちに持ってくるな」の
心理が働くのではないか。

今や、食の半分、いや半分以上が外食・中食産業に依存する社会で
ある。
これらの産業が家庭の台所を肩代わりするようになって久しいが、
ここで働く雇用も見過ごせなくなっている。

われわれは、人間である限り「食べる」ということから逃れられな
い。

しかし、今日を振り返れば、如何に自分たちの尊い命が人任せにな
っているのか気が付くべきだろう。
水道の蛇口は閉めたり緩めたりするために取付られているが、いつ
でも欲しいだけ水が出続けるはずがないことにも配慮する必要があ
る。

食の安全保障だとか国産ということの意味は何だろう。
常に意識し、考えなくてはならない深いテーマだと思います。




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秦 邦仁
株式会社クローバー
代表取締役

2011年に大分市で訪問介護サービス「ヘルパーステーション介護のみかた」を開所。自宅で元気に長生きできる独自のシステムを開発し、高齢者の生活をサポートしている。また、介護支援コンサルタントとして、小学校から老人クラブまで年齢層に関係なく介護セミナー活動も行っている。

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