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介護施設と訪問介護の人間関係は目的意識の違いがポイント

2025/01/22
├介護士支援コンサルタント

こんにちは。大分ホームヘルパー訪問介護のみかたの秦です。

介護の話をする時に避けることはできない、職場での人間関係。

介護の仕事は、ご利用者さんとそのご家族との関わりはもちろん、職員間、上司、看護師、理学療法士、作業療法士など、多岐に渡る人間関係が複雑に絡み合っています。


特に、同僚との人間関係に悩む方は非常に多く、施設勤務経験者の多くのが人間関係の悩みを抱えていると言っても過言ではありません。

「どうしたらいいんだろう?」、「もう疲れた」そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。

介護の現場は、様々な人が集まる場所で、年齢、経験、価値観、性格、みんな違う人が集まっているのですから、当然、意見がぶつかることもあります。

また、介護の現場は、常に変化している場所でもあります。


新しいご利用者さんが来たり、スタッフが変わったり、新しいルールができたり、常に何かしらの変化が起こっています。

そんな中で、人間関係を良好に保つことは、簡単なことではありません。

そこで今回は、介護施設と訪問介護における人間関係についてお伝えしていきます。


■目次

・施設介護における人間関係
・訪問介護における人間関係

・目的意識の違いが人間関係を左右する  
・訪問介護の無料体験を行っています

 

■介護施設における人間関係



施設介護では、日勤と夜勤の交代制勤務が一般的です。

勤務時間が重ならないため、申し送り不足から業務の連携がうまくいかず、日勤帯と夜勤帯の間で不満や文句が出やすいという課題があります。

「なぜこんなことをしたのか?」「これをしてくれなかった」といった、業務に関する不満が人間関係の悪化を招くケースは少なくありません。

また介護施設には看護師やセラピストといった様々な専門職の方が働いています。

全員が一つの目的に向かってサポートできればいいのですが、なかなかそれは難しいようです。

また、ご利用者さんからは慕われているにもかかわらず、職場の人間関係が原因で介護職を辞めてしまう方も多く、せっかくの資格や経験が活かされない現状は非常に残念です。



■訪問介護における人間関係

 

訪問介護は施設介護とは人間関係が大きく異なります。

 

施設介護はご利用者さん多数に対してスタッフ多数で関わる仕事です。

 

一方で、訪問介護はご利用者さんと一対一で関わる仕事です。

 

そのため、職員同士が顔を合わせる機会は少なく、人間関係のトラブルが起こりにくいというメリットがあります。

 

これを当社では「人間関係が薄い」と言っています。(薄いから連携が取れないかというと、連絡を取り合っているので連携は取れています)

 

人間関係が薄いからという理由で当社にて働いているスタッフも多いです。

 

訪問介護は、ご利用者さん一人ひとりに寄り添った、質の高いサービスを提供できる。

 

職員間の人間関係に悩むことが少ない。

 

という点が挙げられます。




■目的意識の違いが人間関係を左右する

施設介護と訪問介護の最も大きな違いは、「目的意識」です。

仕事には目的があり、それを達成するために手段(業務)があります。

例えば、高校野球で「甲子園出場」という明確な目標があれば、部員たちはその目標に向かって一致団結し、練習に励むことができます。

しかし、目標が曖昧だと、練習に対するモチベーションも維持できず、チーム内に不協和音が生じやすくなります。

施設介護の場合、
理念として「家族のように接します」「24時間安心安全です」といった言葉が掲げられていることが多いですが、これらは施設側の視点であり、ご利用者さんの真のニーズと合致していない場合が多いです。

では施設で介護サービスを受けているご利用者さんの目的(理想)は何でしょうか?

それは、「できれば自宅で過ごしたい」と願っている方が多いです。

つまり、施設の目的は「ご利用者さんを自宅に帰すこと」であるべきなのです。

しかし、現状はそうなっていないため、目的と手段がずれ、職員間の人間関係にも悪影響を及ぼしていると考えられます。



一方で、訪問介護の目的は非常に明確です。

ご利用者さんは「できる限り自宅で長く過ごしたい」と願っており、ヘルパーはその願いを叶えるためのサポートを行います。

目的が明確であるため、職員間の議論も「どうすれば利用者様が長く自宅で過ごせるか」という建設的な内容になりやすく、人間関係のいざこざが起こりにくいのです。


■まとめ

介護の現場における人間関係の悩みは深刻な問題です。

特に施設介護では、目的意識のずれが人間関係の悪化を招いている可能性があります。

訪問介護は、ご利用者さんのニーズに寄り添った明確な目的を持って働くことができるため、人間関係のストレスを軽減することができます。

もし、あなたが人間関係で悩んでいるなら、訪問介護を検討してみてはいかがでしょうか。

訪問介護は、人間関係の悩みを解決するための手助けになるかもしれません。


■訪問介護の無料体験を行っています

いきなり訪問介護というのはなかなか難しいかもしれません。

そこで当社では、訪問介護の無料体験を行っています!

無料体験では、訪問介護の仕事内容や雰囲気を体験することができます。

また、訪問介護について、詳しく聞くことができます。

無料体験を通じて、訪問介護が自分に合っているかどうかを判断することができると思います。

ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

無料体験はこちら
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https://clover-m.co.jp/entry/

 

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秦 邦仁
株式会社クローバー
代表取締役

2011年に大分市で訪問介護サービス「ヘルパーステーション介護のみかた」を開所。自宅で元気に長生きできる独自のシステムを開発し、高齢者の生活をサポートしている。また、介護支援コンサルタントとして、小学校から老人クラブまで年齢層に関係なく介護セミナー活動も行っている。

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