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「まだ元気だから」ではなく、「元気なときこそ」考えることが重要です。

2022/11/01
★介護士日記

おはようございます。

ヘルパーステーション介護のみかたですクローバー

 

毎月1回、管理者の秦が

介護支援コンサルタントとして、メール配信を行っています。

 

これを読んでくれている方から、

ありがたいことに、

もっと多くの方に伝えた方がいいですよと

アドバイスを頂きました。

 

よって、

その内容をこれからは、

ブログでもお伝えしようと思います。

 

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おはようございます。
介護支援コンサルタントの秦です。


最近、朝夕の気温が下がってきて
一気に紅葉が色づいてきましたね!
大分は来週あたりが見ごろだそうです。

大分で人気の紅葉スポットは一目八景。

岩峰群が、一目で八景を
一望できることから名づけられた
深耶馬溪の代表的な景勝地です

https://www.city-nakatsu.jp/kankodocs/2013101800019/



四季折々で絶景が楽しめる
大分のおススメ観光スポットです。


では、本題です。


このメルマガでも何回も登場する
人生の3大支出という言葉。

復習にはなりますが

それは、
住宅資金、子どもの教育資金、老後資金です。


そして、それに加えて最近では
「3.5大支出」や「4大支出」と言われるものがあります。


それが、「介護」にかかる支出です。


介護も経済的支出が伴う以上、
これらの「支出」は「リスク」と
捉えておいたほうがいいかもしれません。


計画的に準備することが多い
「3大支出・リスク」はまだいいのですが、

問題は、ある日突然やってくるかもしれない

「第4のリスク」、
すなわち、親や自分が要介護状態に
なってしまったときの
経済的リスクと人的リスクです。


子どもが小さいからとか、
受験期だからといったこととは関係なく、
突然やってくる可能性があります。


前回もお伝えしましたが
子育て世代の方に突然やってくる介護のことを

最近では「ダブルケア」という言葉で表現されるようにもなりました。


親が要介護状態になったときの
ことはデリケートな問題でもあり、
なかなか話題にしにくいものですが、
手を打たなければいつまでもリスクのままです。


そのままにしておくと、
不安感がじわりと広がるばかりです。


事態が起きて直面してから、
親族でもめるのも避けたいものです。


先日もこのような相談がありました。

40代の共働き夫婦で小学生の子供が2人。
ひとり暮らしの母親が学校が終わってから
子供の面倒を見てもらっていたのですが、
母親が自転車で転倒して大腿骨骨折し入院。


入院しているときに認知症が発症。
病院からは家でひとりで生活するのは難しいと言われたそうです。


今まで、子供を見てくれるのが
当たり前だった環境が一気に変わったので
どうしたらいいですか?という相談でした。


このご家族は、
お母様がリハビリをして元気になったので
今までの生活に戻ることができましたが

もし、このまま介護ということになっていたら


母親の介護は誰がするのか?
子供の面倒はだれがみるのか?
親の介護にかかる費用は大丈夫なのか?

などなど、
問題が多く出てきたのではないかと思われます。


「介護は急にやってくる」と言っても
なかなか今、元気なので考えられないといわれる方が多いのですが


「まだ元気だから」ではなく、「元気なときこそ」、

考えなければいけないのが介護の話だと思います。

現在は、老後の話をするときに便利なツールとして

エンディングノートだったり、
ありがとうノートといったものもあります。

このような物を上手に活用すると
家族での話がスムーズに進むと思います。

備えあれば憂いなしではないですが
何事も事前準備が大切です。

お正月にご家族で集まることがある方は
将来についての話をすることも考えてみて下さい。


では、今日はこのへんで。


介護支援コンサルタント
秦邦仁



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秦 邦仁
株式会社クローバー
代表取締役

2011年に大分市で訪問介護サービス「ヘルパーステーション介護のみかた」を開所。自宅で元気に長生きできる独自のシステムを開発し、高齢者の生活をサポートしている。また、介護支援コンサルタントとして、小学校から老人クラブまで年齢層に関係なく介護セミナー活動も行っている。

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