おはようございます。
ヘルパーステーション介護のみかた管理者の秦です
少し前に「大分市介護支援専門員協会」でセミナー講師をさせていただきました。
その時にAケアマネジャーさんから頂きた感想を掲載したいと思います。
題名はこちらです。
セミナー様子です。
50名ほどのケアマネジャーさんが来てくれました。
では、Aケアマネジャーさんから感想・を掲載します(本人掲載は了承済みです)
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【感想・考察】
(セミナーの内容)
今回の改正で、訪問介護「自立生活支援のための見守り援助」が明確化され、従来あった「見守り的援助」の7種類に加え、8種類が追加された。
この事を受け、介護のみかたでは、生活援助での支援となりそうな事でも、利用者の意識を高め、利用者と一緒に行い、いずれは一人で行ってもらえるような取り組みをひとりひとりに考えている、という話から、「見守り的援助」は明確されたとはいえ、あやふやなところもあり、ケアマネがいかに「発想力」を持って「説得力のある」ケアプランを立てるか、現場が「発想力」を持って本人の自立心に火をつけるかといった「思考力・発想力」をどう育てるかといった内容であったと思った。
(Aケアマネの考察)
15種類の見守り的援助の具体例を見ていくと、言葉は悪いが「何でもあり!」であり、ケアマネがいかに発想力を持って説得力のあるケアプランを立てるかが、利用者の最大の利益につながる!と、私個人としてはとてもワクワクする2時間であり、秦さんと今後もアイデアを出し合うなど、一緒に仕事をしていきたいと思う内容だった。
(主催者としての考察)
「思考力・発想力を高め、言語化する」ところにポイントを置いた話であり、普段から自分で考えて仕事を行っている人にとっては、今までにない話で大変勉強になったという声が多かった。
しかし、『生活援助の回数が規制され、身体介護をどうやって活用していったらいいか』ということに『答え』を求めて参加したケアマネにとっては、会場の雰囲気・反応が良くなかった人がいたのが残念だった。
しかし、これぞまさに秦さんが言っていた「発想力・思考力」が低下している、すぐに答えをもらえる世の中が生んだ結果なのか…と、ケアマネの私としては、自分で考えるのではなく答えをすぐに欲しがる人がいたのは、とても残念に思ったのと、ケアマネにとっては知識をつけるセミナーよりも、今回のような思考を言語化するような研修が必要だと、あらためて感じた。
私個人の課題(というか、振り返りとして)既存の社会資源に利用者をあてはめるだけでなく、「思考力・発想力」を持って、社会資源を活かし、新たにアイデアを提案したり提案してもらったりしながら「利用者が望む生活」に近づけられるような支援をしていきたいと思った。
発展性のある「思考力・発想力」を持つことは疲れていてはできないことなので、疲れを解消する努力も必要と感じた。とても元気をもらえる講義であった。
次回は当施設のスタッフに向けてセミナーをして欲しいと思っている。
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Aケアマネージャーさん貴重な意見をありがとうございます。
講師の話を頂いてから、
ノウハウ的なことについて話をしようか、
考え方(思考法)について話をしようか迷いましたが
今回は考え方(思考法)についてお伝えしました。
セミナーが終わった後に、
ありがたいことに、数社から講師の依頼を頂きました。
来年は少しずつですが、介護業界でも講師をしていこうと考えてます。
介護支援専門員協会様、話す機会を頂き、ありがとうございました。
また、感想・考察を頂いたAさん、ありがとうございました。
※使用している写真は、ご本人・ご家族の了承を得て掲載させて頂いています。
※掲載している文章はこちらの解釈が含まれている場合があります。
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