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「お料理を習う」プロジェクト

2018/05/21
├生活不活発病を防ぐ

ご利用者様のK様(男性ひとり暮らし)は昔の仕事は料理人でした。

 

今でも、昔の腕を活かして家では調理をしています。

 

と、書きたいところですが、実は、あまり作っていません。

 

作らない理由を分析してみると

 

・膝が痛く、長時間立つことが出来ない

 

・左腕が上がりにくい

 

・昔、仕事で作っていたから面倒くさい

 

・自分の為だけに作るのは、やりがいにならない

 

・レトルトなど簡単に作れる物が多いから、作る必要がない

 

などなど、上げられます。

 

身体の面は、K様の家に来ている訪問リハビリの方と体操をしたり筋トレをしたりしています。

 

ヘルパーが、一緒に調理をしましょう!と言っても、なかなかしてくれません。

 

そんなK様と一緒に楽しく調理が出来ないかと考えました。

 

理由は、「栄養のあるものを食べなさい」と病院の先生に言われたからです。

 

なんとか、声かけなどして調理をしようと試みたのですが、

 

「後で、自分で作るからいい」と、言ってやってくれませんでした。

 

最近、スタッフの幾嶋と田北の提案で、あるプロジェクトが動き始めました。

 

それは

 

「料理を習う」プロジェクトです。

 

K様に何かを作ってと言っても、一緒に作りましょうと言ってもダメだったので

 

やり方を替えて、

この料理を作りたいから、レシピを教えて下さいと頼むという方法にしてみました。

 

K様にお願いするときに

 

他のご利用者様の家で調理をすることが多いけど、新しい料理を覚えたい。

 

家に帰って旦那に、美味しい料理を食べさせたい。

 

このように言いました。

 

すると、K様、少しずつ教えてくれるようになったのです。

 

写真は、その時のレシピと調理をしてくれているK様です。

 

 

 

このレシピを一緒に増やしてほしいと話しながら料理をしています。

 

調理をしている時のK様は、手際も良く真剣な顔で調理しています。

 

まだまだ、3回に1回程しか一緒に調理は出来ませんが、これから、もっと増やしていこうと思っています。

 

一緒に調理をするというのは、介護のみかた的ヘルパーの仕事の中の「生活不活発病を防ぐ」をサポートするの部分です。

 

これからも、生活不活発病にならないように、様々なプロジェクトを考えて、ご利用者様と楽しく接することができようにしていきたいと思います。

 

 

※使用している写真は、ご本人・ご家族の了承を得て掲載させて頂いています。

※掲載している文章はこちらの解釈が含まれている場合があります。

 

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秦 邦仁
株式会社クローバー
代表取締役

2011年に大分市で訪問介護サービス「ヘルパーステーション介護のみかた」を開所。自宅で元気に長生きできる独自のシステムを開発し、高齢者の生活をサポートしている。また、介護支援コンサルタントとして、小学校から老人クラブまで年齢層に関係なく介護セミナー活動も行っている。

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