アセスメントとは、ご利用者様に関する情報を収集・分析し、自立した日常生活を営むために解決すべき課題を把握するもの。
簡単にいうと、ご利用者様の現在の状態を調べてサービスに活かすためのツールです。
そのアセスメント生活編の中に、掃除機がけの項目があります。
H様に
「掃除機はご自分でかけれますか?」と聴くと、
『掃除機は屈まなくていいから、かけれるよ!』
『見ちょきよ!』
そう言って、掃除機をかける姿を見せてくれました。
掃除機をかけ終わると、
『できたやろ!』と、ニヤリとするH様(^^)
そして、
『掃除機は私の仕事だから、次からも私がかけるからね!』
『これで、こないだ説明を受けた、なんとか不活発なんとかが防げるかな〜?』
と、言ってくれました。
あっ!
生活不活発病の話を覚えていてくれたんだと思い嬉しくなりました。
この日は、出来ることと出来ないことをアセスメント表を使い一緒に作成しました。
訪問介護サービスの第一歩は、ご利用者様のアセスメントを作ることです。
これがないと、生活不活発病も防げませんし、変化にも気づけません。
それほど大切なものです。
これを元にこれからのサービスを構築していこうと思います。