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【介護を受けるなら、「施設」と「自宅(在宅)」はどちらがオススメですか?】

2017/08/08
├介護関連ニュース

こんにちは。

介護支援コンサルタントの秦です。

 

介護の仕事をしていると

 

「施設」と「在宅」はどちらがオススメですか?

(介護では自宅を在宅と呼びます)

 

 

 

 

このような質問を受けることが多々あります。

 

この質問を受けた時の私の答えは、

 

ズバリ!これです!

 

『オススメはありません』

 

このように、お答えさせていただいています。

 

この返答を聴いてビックリされる方も多いです。

しかし、

もちろん、ここで返答が終わるわけではありません。

 

この後に、しっかりお話しをさせて頂きます。

 

===================================

答えは人それぞれ違うもの。

その答えを一緒に探すことが大切です。

===================================

 

相談をいただいた息子さんや娘さんに対し

どのようなお話しをしているのかというと、

 

まずは「施設」と「在宅」の違いをお伝えするのではなく、

その前に考えなければいけないことがある、という事をお伝えしています。

 

では何を考えなければいけないのか?

 

それは、

 

相談に来られた方のこの先、介護が必要となるかもしれない

お父様、お母様のことです。

 

 

例えば、

 

●現在、どのような生活をしているのか?

・一軒家なのかマンションなのか

・ひとり暮らしか、家族と住んでいるのか

・近くに買い物できる場所があるのか

・近所の方との関係 等

 

●今まで、どのような人生を送って来たのか?

・生まれはどこか

・どんな仕事をされていたのか

・転勤があったのか

・趣味は何か

・子供さんやお孫さんは何人いるのか 等

 

●家族関係はどうなのか?

・子供が近くに住んでいるのか

・兄弟・親戚は近くにいるのか

・何かあった時にすぐに帰ってこれる人はいるのか 等

 

と、いったように、

まずは、しっかりとご両親の状態、状況を知ること。

 

これが大切なのです。

 

このように、お話しさせていただいています。

 

ここまでお話をすると、ほとんどの方が

 

「まずは、もっと父と母の事を知らないといけないですね!」ということになります。

 

そうなんです!

 

介護をどうするかの前に

まずは、ご両親のことを理解する。

 

これが重要です。

 

介護の説明は誰からでも受けることはできますが、

ご両親の事を理解すること、

ご両親のお話を聴くことは、ご家族の役割のひとつです。

 

また、ご家族がご両親に興味を持つことが、親子で話すきっかけとなり、

親子で話すことが認知症の予防や、家族の想いの共有にもつながります。

 

私もよくセミナーや講演会で

 

「家族で集まること」が最高の介護予防のひとつである。

 

ということをお伝えしています。

 

少し長くなりましたが、

介護のことを考えることも大切ですが

まずはご家族で集まり、セカンドライフ(老後)についてお話しすることをオススメします。

 

 



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秦 邦仁
株式会社クローバー
代表取締役

2011年に大分市で訪問介護サービス「ヘルパーステーション介護のみかた」を開所。自宅で元気に長生きできる独自のシステムを開発し、高齢者の生活をサポートしている。また、介護支援コンサルタントとして、小学校から老人クラブまで年齢層に関係なく介護セミナー活動も行っている。

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