娘さんと一緒に暮らしているR様。
訪問介護サービスの内容としては、入浴のサポートで訪問させて頂いています。
私が入浴中に
「Rさんは年賀状は出したりするんですか?」と質問すると
『昔は出していたけど最近は、出していないわね~』とのこと。
「なんで最近は出していないのですか?」と聴くと
『だって昔より字か下手になったからよ~』と、教えてくれました。
そして、
お風呂から出たR様は、あるノートを見せてくれました。
『ね!汚い字でしょ~』
『昔はもっとキレイな字が書けてたんだけどね~』と、少し残念そうに言うR様。
でも、私から見たらとても上手な字だったので
いつもだったら、
「えっ、そうですか?上手いじゃないですか〜!」と、言うのですが、
今回は、そのようには言いませんでした。
なぜかというと、先日、管理者の秦に、
『なかなかご利用者様との会話が続かないから、どうしたらいいですか?』ということを相談した時に
「1週間、ご利用様の言った言葉を否定しないようにしてみては?」と言われていたので
それを、実践していたからです。
なので、私は字が上手いとは思いましたが
否定するのではなく
「昔は、もっと上手だったんですね!」と伝えました。
すると、
『そうなのよ~』
『昔はね~』
『よくお手紙を書いていたのよ~』
『それでね~・・・』と
今まで聴いたことのない昔の話が聴けました。
ご利用者様の反応にビックリしました(^.^)
『相手の言葉を否定しない』
練習の1週間は過ぎましたが、まだ継続しています。
面白い話がいっぱい聴けています。
また、お伝えしたいと思います。
※使用している写真は、ご本人・ご家族の了承を得て掲載させて頂いています。
※掲載している文章はこちらの解釈が含まれている場合があります。
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