最近、急に暑くなってきたので、
今日と明日にかけて、熱中症について書きたいと思います。
■熱中症とは
熱中症とは、体の中と外の"あつさ"によって引き起こされる、
様々な体の不調であり、
専門的には、「暑熱環境下にさらされる、あるいは運動などによって
体の中でたくさんの熱を作るような条件下にあった者が発症し、
体温を維持するための生理的な反応より生じた失調状態から、
全身の臓器の機能不全に至るまでの、連続的な病態」されています。
(熱中症という漢字には、読んで字のとおり、「熱に中る」という意味をもっています。)
熱中症は、熱波により主に高齢者に起こるもの、
幼児が高温環境で起こるもの、暑熱環境での労働で起こるもの、
スポーツ活動中に起こるものなどがあります。
労働中に起こるものについては、
労働環境改善などにより以前に比べ減少してきているとされていましたが、
近年の環境条件により増加傾向が伺われます。
また、スポーツなどにおいては、
一時増加傾向にあり、その後減少に転じましたが、
下げ止まりのような状況になっており、依然、死亡事故が無くならない状況にあります。
熱中症というと、暑い環境で起こるもの、
という概念があるかと思われますが、
スポーツや活動中においては、体内の筋肉から大量の熱を発生することや、
脱水などの影響により、寒いとされる環境でも発生しうるものです。
実際、11月などの冬季でも死亡事故が起きています。
また、運動開始から比較的短時間(30分程度から)でも発症する例もみられます。
更に詳しい説明はこちら
分類
なにか異変を感じた時は、
速やかに医療機関等に相談することをオススメします。
明日は、水分補給について書きたいと思います。
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- 大分訪問介護・クローバー通信
- 熱中症
- 秦 邦仁
- 株式会社クローバー
代表取締役
2011年に大分市で訪問介護サービス「ヘルパーステーション介護のみかた」を開所。自宅で元気に長生きできる独自のシステムを開発し、高齢者の生活をサポートしている。また、介護支援コンサルタントとして、小学校から老人クラブまで年齢層に関係なく介護セミナー活動も行っている。
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