おはようございます。ヘルパーステーション介護のみかたです
老化とともに様々な機能が低下していきますが、その中のひとつに嚥下（えんげ）＝飲み込み の機能があります。
この嚥下機能は低下すると誤嚥性肺炎のリスクが高まる可能性があり、それを防ぐための重要な機能です。
先日、ご利用者様の会議にて、その嚥下機能が低下しているという議題があがりました。
対策として、スタッフの小山内の提案で、食事の前に嚥下体操をしよう！ということになり、
以前、別のご利用者様で行った嚥下体操をすることになりました。
このように水を入れたペットボトルにストローを差し込み、ブクブク～っと息を吹き込みます。
これが嚥下体操になります！
この方法は「ペットボトルブローイング」といいます。
実際にやっている動画です。
嚥下体操といえば発声したり、舌を出す体操のイメージでしたが、これは遊んでいるような感覚でできる面白い嚥下体操です
子供の頃、ジュースを飲むときにストローをブクブク～っと吹いて親に「やめなさい！」と怒られた記憶が蘇りましたが、それが嚥下体操になるとは。
このペットボトルブローイングは特に肺機能アップの訓練になるそうです。
※間違えて飲み込んで誤嚥しないように気を付けましょう
体操のやり方によって効果もかわってくるんですね～
飲み込むときに使う筋肉は「笑うとき」や「楽しくお喋りするとき」にも同じ筋肉を使うのだそうです。
つまり笑っているだけでも嚥下体操になる
ということですね
ご利用者様がいつまでも美味しく楽しく食事ができるように、まずは笑うことからサポートしていけるヘルパーを目指したいです
※使用している写真は、ご本人・ご家族の了承を得て掲載させて頂いています。
